恵光寺 和尚の日記

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恵光寺の宗旨は浄土宗西山禅林寺派で、阿弥陀さまのお慈悲を感謝し、その喜びを社会奉仕につないでいく、そういう「生き方」をめざすお寺です。
現代の悩み多き時代にあって、人々とともに生きるお寺をめざして活動しています。

 

恵光寺の掲示板が新しくなりました 

■9月13日(金)

老朽化で新品に

恵光寺の上り口の石垣にある掲示板が新しくなりました。以前の掲示板は約30年前に作られたもので、近年、板面が劣化、腐食し、押しピンが効かなったりしていました。古い掲示板、長い間、ありがとうございました。

【写真】新しくなった恵光寺の門前上り口の掲示板


写経と法話の会9月 

■9月14日(土)

毎月第2土曜日午後2時からの月例「写経と法話の会」。読経して静座。それから「法句経」の2篇を写します。後半は法話。敬老の日にちなんで、経典に出てくる高齢者の生きる姿勢についてお話しました。

【写真】写経中の参加のみなさん(恵光寺ホール)


恵光寺の秋の施餓鬼法要 

■9月21日(土)

ご先祖さまに合掌

今年の秋のお施餓鬼、コロナ禍で始まった、参詣のみなさまには、お名前の五十音順に時間を決めてもらって、参拝者同士が密にならないようにしてお参りしていただくスタイルでさせていただきました。
参詣のみなさま、ようこそお参りでございました。また世話をして下さいました総代、役員のみなさま、ありがとうございました。


秋彼岸のお中日 

■9月23日(土)

猛暑日続きでヒガンバナが咲きません

秋の彼岸といえば朱色のヒガンバナがそこら中に咲きます。しかし今年は猛暑のせいで、ヒガンバナがなかなか開花しません。恵光寺の地蔵堂前のヒガンバナもまったく咲きませんでした。
しかし、10月に入ってやっと咲いてくれたヒガンバナ。

【写真左】彼岸になっても鱗茎からまったく花茎がでない恵光寺地藏堂前のヒガンバナ
【写真右】10月に入ってやっと咲いたヒガンバナ

彼岸中の景色 

■9月24日(火)

朝焼けがきれいでした

朝5時45分。本堂外陣正面の障子を開けるとこんなにきれいな朝焼けが見えました。『夕焼けは晴れ、朝焼けは雨』という言い回しがあります。
この日は一日曇りでした。

【写真】恵光寺の本堂から見た東の空


市原野女性会の「敬老のつどい」 

■9月28日(土)

小生も法話で参加しました

市原野女性会の「敬老のつどい」が市原野会館で開催されました。午前中の2時間ブログラムでした。アロマセラピー、合唱、ストレッチ体操、法話、手作りお菓子でお茶、とバラエティーに富んでいて参加された方々が生き生きとしていてとても充実した会でした。小生も法話で参加しました。

【写真】アロマセラピーをする参加者


愛知県のお寺でお説教 

■9月29日(日)

永代経法要

愛知県江南市にある天然寺さんというお寺で永代経の法座があり、お説教で参加させていただきました。
きれいに掃除が行き届いていて清々しい気持ちでお参りさせていただきました。「いただいたいのち、仏さまのみ教えの下、喜んで生きていきましょう」とお話をさせていただきました。

【写真左】広くて大きな天然寺さんの外景
【写真右】本堂内の聴聞の方々


永観堂禅林寺ご法主の「緑蔭法話」 

■8月1日(木)~3日(土)

3日間連続 朝7時~8時 永観堂会館にて

本山の夏の恒例行事。ご法主の3日連続の法話。毎年、境内の放生池畔で行われます。しかし、今年は酷暑がきびしく、新しくできあがった「永観堂会館」を会場に行われました。ご法主は、私ども浄土の教えを戴くものにとって、「お釈迦様」「善導さま」「法然さま」のつながるみ教えを明らかにして、生きる喜びの「門」を戴きましょう、とお説きになりました。


【写真】 夏の翠が映える永観堂禅林寺山門


ヒロシマ平和の鐘 

■8月6日(火)

市原野仏教連合会「さんが・いちはらの」主催

朝8時に恵光寺鐘楼で読経、原爆で亡くなられた方の追弔、世界の平和を祈念。8時15分には1分間の黙とう。その後、参加者が順番に鐘を撞きました。 鐘撞きのあと、導師を勤めた亮淳和尚が次の内容の感話をしました。 太平洋戦争末期、東京の南方1250キロの硫黄島で日米軍の壮絶な戦闘があり、島は双方3万人の戦死者で埋まりました。戦後、その硫黄島に作家の井上靖氏の「碑文」が建てられました。その文中に 「もう自分一人の幸福を求める時代は終った。ほかの人が幸福でなくて、どうして自分が幸福になれるだろう」 というのがあり、このことは心しなければならない、と。 参加者は静林寺、大念寺、専称寺、恵光寺2人の計5人の僧侶。参加者は15人ほどでした。


【写真上・下】 千羽づるが吊るされた鐘楼で行われた「平和の鐘」

ナガサキ平和の鐘  

■8月9日(金)

この日は亮淳和尚が一人で

この日は参会者はなく、亮淳和尚が一人で「ナガサキ平和の鐘」を撞きました。

【写真】 平和の鐘を撞く亮淳和尚


お花教室  

■8月14日(水)

お盆にあわせて生け花

恵光寺の「華道教室」。お稽古で生けた花は、床の間や玄関、ホール入り口に置きました。暑気を払う爽やかな生け花です。

【写真】でき上った生け花。左は玄関、右はホール入り口の作品


恵光寺の盆施餓鬼法要 

■8月15日(木)

組寺の和尚さん方もご出仕

この3年間、コロナ禍で組寺の和尚さんの出仕はありませんでしたが、今般は山端・帰命院、上高野・宝幢寺の2か寺の和尚さんのご出仕を戴きました。YouTubeで実況配信しました。

【写真】施餓鬼壇の前で導師を勤める真我住職


市原の町の新精霊(あらじょうらい)のお勤め 「百万遍数珠くり」 

■8月16日(金)

初盆の方をお浄土に生まれていただくお勤め

毎年8月16日の夜7時から、この一年の間に亡くなられた市原の新精霊(あらじょうらい)の遺族がたが集まって「百万遍数珠くり」をし、お念仏を唱えて新盆の方のお参りをします。
法要出仕は静林寺、恵光寺の2ヶ寺住職。導師は新精霊の中で最高齢の方の菩提寺住職が勤めます。今年は恵光寺が担当で5霊の方のお参りしました。

【写真】大数珠を繰ってつとめる新精霊法要(恵光寺本堂)


市原の町の新精霊さんを送る「ハモハ踊り」 

■8月16日(金)

初盆の方をお浄土に送る 京都市無形文化財の「ハモハ踊り」

新精霊のお勤めのあと、参詣者は市原野児童館のグラウンドに移動して「ハモハ踊り」の奉納です。踊りの輪を組んで、初盆の新精霊(あらじょうらい)さんをみんなで「ハ~モ~ハ~。ホ~イ」と唱えながら、団扇(うちわ)でお浄土に送るしぐさをして踊ります。

【写真左】「ハモハ踊り」の口上を述べる主催のみなさん。左端は恵光寺真我和尚

【写真右】同じ時刻に、京都市中では如意ヶ嶽の「大文字」送り火。恵光寺の境内南側から撮影


恵光寺お地蔵さまのお参り 

■8月23日(水)

恵光寺地蔵堂でのお参り

8月24日はお地蔵さまのご縁日。そのお逮夜の23日に寺内で勤めました。

【写真】恵光寺地藏堂でのお盆のお参り


永観堂の京都布教団 年次総会と講演会 

■7月5日(金)

記念講演は石川県能登教区の被災寺院ご住職 梯浄円師
本山・永観堂会館において「京都布教団」の年次総会と記念講演会がおこなわれました。
講演は『令和6年能登半島地震被災から 今、伝えたいこと』 と題してお話をしていただき、能登半島の震災状況を細かくお聴きしました。
地震発生直後に急いで被災者が身を寄せる場所を「第1次避難所」といい、体育館や公民館がそれです。そして、余震などを考慮して少し離れた大型施設などに設けてられているのが「1・5次避難所」。そして、ホテルや病院、福祉施設など生活や介護の環境が整った施設は「第2次避難所」と位置づけられています。その各々の避難者の大変な生活の様子を細かに紹介してくださいました。
またご自身も寺院被災者で、寺院の被災状況、檀徒の様子などもお話しになりました。
今の状況は、道路や電気、水道の生活上のインフラの安定が求められるということでした。
われわれは、被災された方々の生活のあり方、仕方について聞かせて戴けば戴くほど、震災は他人事ではない、という思いになっていきます。引き続き、支援の気持ちを持ち続けていきましょう。

【写真】 記念講演をされる願行事ご住職 梯浄円(かけはし じょうえん)師

市原野ごみ一掃クリーン作戦 

■7月7日(日)

暑い中、みなさまお疲れさまでした。街がきれいになりました
毎年9月に行われる市原野自治連主催の地域の大掃除。今年は暑さを避けるため、例年より2ケ月早めて実施。梅雨り晴れ間の良い天気にはなりましたが気温がたかくなりとても暑い日になりました。
全域で836人の参加者、報告がありました。

【写真】 ごみ集積場の様子 (共同墓地駐車場)


こどもたとちのたなばたまつり」 

■7月13日(土)

市原野児童館の子どもたちが恵光寺にあつまりました
恒例の市原野児童館の子どもたちが恵光寺の七夕まつりに集まりました。本堂でスクリーン紙芝居を楽しみ、そしてたなばたかざりをつくり、短冊にはそれぞれ願いごとを書いて笹竹に吊るしました。
お昼は恵光寺のスタッフが用意した「流しそうめん」。大はしゃぎで戴きました。子どもたちのいい願いごとが天の世界に届きますように。恵光寺の役員さん、女性スタッフの方々が大奮闘!









【写真左】 スクリーン紙芝居の時間
【写真中】 ごどもたちの作ったたなばたかざりの前で集合写真
【写真右】 いくらでもいただける流しそうめん‼

写経と法話の会7月例会 

■7月13日(土)

写経はお釈迦さまの『法句経』(ほっくきょう)
『法句経』はお釈迦さまの短い詩のような言葉が423句、収められています。その『法句経』を毎回、2句ずつ一心に写経をいたします。「自我の角(つの)を収め、ゆたかな心になるように」とのねがいのもと、写経をしています。 参加ご希望の方、お誘いの上お越しください。

【写真】 写経と法話の会7月の様子 (恵光寺ホール)


永観堂 第53回 みかえり月次(つきなみ)説教 

■7月19日(土)

明石のお殿さまと永観堂、という講題
江戸時代、のちに幕末まで続く明石藩主の松平家の祖といわれる松平直良公が京都の永観堂に参って「みかえり阿弥陀如来の縁起」を聞いたときのことです。
直良公は「仏が後ろを振り返るなんて、そんな馬鹿なことはない。仏が生きているなど、いい加減なことだ!」 と言うなり、刀を抜いて阿弥陀さまの胸をつき刺しました。すると、なんと、阿弥陀さまのお体から血が流れ出たのです。
「この仏さまは生きておられる」と驚いた直良公は、仏さまのお体を傷つけたことを悔い、その後、明石の松平家は毎年、みかえり阿弥陀仏前に供養料を納めることとした、というお話をされました。
実はこの日のお説教師である靏岡龍應(つるおかりょうおう)師こそ、その明石藩主・松平家の菩提寺のご住職なのです。靏岡師みずから、不思議なご縁を戴いて今日の私がこの寺の住職をさせてもらっているのです、と感慨深げにお話になりました。


【写真】 みかえり月次説教を担当する靏岡龍應上人
【写真】 聴衆のみなさん(いずれも永観堂会館講堂)


地元の人たちの和やかなコンサート」 

■7月28日(日)

市原野女性会「ふれあいコンサート」
市原野女性会「ふれあいコンサート」が市原野会館で行われました。 第Ⅰ部:お琴とフルートの演奏 そして ラ・コールのコーラス。  第Ⅱ部:民謡同好会、のびっこ太鼓。
バラエティに富んでいて、そして出演者の方々が地元の関係者が多く、そして最後の若い人たちの太鼓の演奏で締まりました。
暑い時でしたが、とても爽やかないい気持ちに浸りました。

【写真】 お琴とフルートの演奏の様子 (市原野会館)


派祖・西山上人の活動拠点・三鈷寺往生院の清掃奉仕  

■6月2日(日)

今年は雨が降って清掃奉仕は断念 お参りのみ
わが西山禅林寺派の派祖・西山上人の活動拠点は右京区大原野の三鈷寺の往生院。この往生院は現在廃墟になっていますが、その聖地を毎年6月第1日曜日に京都府宗務支所寺院が参拝して草刈りなどの掃除をさせてもらっています。ただ今年は雨のため、西山上人の御廟所である三鈷寺華台廟で勤行だけが行われました。

【写真】 京都西山の三鈷寺華台廟

矢崎節夫先生の「みすゞさんの世界」講演会  

■6月5日(日)

龍谷大学大宮学舎本館にて
この6月5日から26日まで、童謡詩人 金子みすゞ展~まなざしの源泉~」という展覧会が開催されました。この日、金子みすゞ記念館館長である矢崎節夫先生の特別講義があり、小生、京都みすゞ会の関係で聴講しました。講演はいつもどおり、心に響く貴いものでした。そして、この建物の厳かさにもびっくりしました。



【写真】 講演が行われた龍谷大学大宮学舎本館の内部。とても厳か。


月例 写経と法話の会 

■6月8日(土)

写経を通して「喜んで生きる」生活に
毎月、第2土曜日の会です。遠い所から来てくださる方もあり、頭が下がります。同じことを繰り返す、仏さまの前で一時ですが心も体もシャンとさせる、というのは大事なことだと思います。今月は11名ご参加。



【写真】 今月の写経の様子 (恵光寺ホール)


本山の布教講究所に出席  

■6月13日(木)~14日(金)

お説教やお寺と地域とのつながりの大切さを改めて学びました
宗派(本山・永観堂禅林寺)は一般寺院の僧侶の研修を「布教」「法式」「教学」の3分野にわけて定期的に、一泊二で研鑽をしています。この日は「布教」講究所。前期分の講座です。


【写真】 布教講究所の講義の様子 (永観堂会館講堂)


夏のお花が活けられました 

■6月26日(水)

恵光寺お花教室
今回は夏の生け花、睡蓮に木賊(とくさ)。凜とした風情がいいですね。
恵光寺では、月に2回お花教室を開催しています。基本的には第2、第4水曜日の午後です。
お花を活けたい、と思われる方はどうぞ、恵光寺までお尋ねください。



【写真】 今月のお花  睡蓮に木賊(とくさ)


市原・宮寺で「板倉忌」 

■6月30日(日)

豊川市の立信寺さん。本堂屋根修理完成法要にて説教
江戸時代の初期、京都の所司代となって、いろいろ開拓・土木事業を推進した板倉重矩公(1617-1673)。市原の郷も年貢徴収を期して灌漑用水路建設を指導しました。その後、稲作ができるようになった市原の村民は、感謝の気持ちを毎年6月の命日に法要を行って表しています。なんと350年も続いているのです。



【写真】 板倉忌をつとめる市原・地元のみなさん。出仕僧侶は静林寺、恵光寺の両住職


 

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