恵光寺 和尚の日記

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徒然記2021/1〜6 徒然記2021/7〜12 徒然記2022/1〜6 徒然記2022/7〜12  徒然記2023/1〜6 徒然記2023/7〜12 徒然記2024/1〜6

 

恵光寺の宗旨は浄土宗西山禅林寺派で、阿弥陀さまのお慈悲を感謝し、その喜びを社会奉仕につないでいく、そういう「生き方」をめざすお寺です。
現代の悩み多き時代にあって、人々とともに生きるお寺をめざして活動しています。

 

■2015年12月6日

恵光寺でテレビドラマのロケ

恵光寺北向き安産のお地蔵さんの前で

恵光寺の安産地蔵さんの前で「科捜研の女」(テレビ朝日系毎週木曜日夜8時~)というドラマのロケが行われました。わずか数分の画面だそうですが、たくさんのスタッフが集まって収録をしていました。番組は1月21日夜の放送だそうです。

 

【写真】 恵光寺のお地蔵さん前でのロケ

 

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■2015年12月9日

永観堂本山で講習会

お坊さんの作法について学ぶ法式講究所に出講しました

毎年2日間にわたって行われる法式講習会、年2回ありますが、今回は後期分の講究所で、小生は一般演習を担当しました。

【写真右】 ご本尊前にお供えする立花の演習。なんと立派なお花でしょう。
【写真上】 授戒会作法の演習

 

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■2015年12月13日

ふるさとウォーク

市原野の子供から高齢者まで100人がふるさとをウォーク

市原野子育てネットの企画。子ども、親子、世代を超えて誰でも参加できる市原野を歩こう、というイベント。天気もよく100人以上の人たちが参加。帰源寺、専称寺、神宮寺、補陀洛寺の4ヶ寺を回りました。市原野にある文化遺産にみんな堪能しました。ウォークの後には児童館の豚汁と老人クラブの焼き芋の接待があり、これもまた大好評。


【写真右】 

 

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■2015年12月19日

永観堂本山で第14回「みかえり月次説教」

醍醐融雲寺の三輪恭明さんのお説教で題は「止悪修善」

太田さんの進行で三輪恭明上人がお説教。題は「止悪修善」。悪い行いも善い行いも仏さまが用意してくださったもの、と戴くことが大事。善いことをさせていただくのは、仏さまのおはからいで善いことができる、と戴くこと、これが止悪修善、と。 最後に中西現禮ご法主の感話があり、いっそう、こころがさわやかになった。

【写真左】 進行の太田孝裕師
【写真中】 お説教担当の三輪恭明師
【写真右】 感話をお述べになる中西玄禮ご法主

 

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■2015年12月20日

お身拭い式(おみぬぐいしき)

一年の心の垢をとりのぞきました

私どもがこの1年間に溜めた心の垢は仏さまが身代わりになって両肩に溜めてくださった、というところから、一年の報恩感謝のお勤め。迎春の重要な行事です。20人参加。最後には恒例のおぜんざいを戴いて心身ともに暖かくなりました。

【写真右】 阿弥陀さまの肩のホコリをとり除く梅原総代さん
【写真上】 無病息災を願っておぜんざいを戴く

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■2015年12月31日

除夜の鐘

過ぎる1年を反省し、新しい年がいい年であることを願って

今年の大晦日は夜になって雨となり寒くなりました。それででしょうか、11時45分に最初の鐘をつくのですが、人影はまばら。しかし、12時過ぎて急に人が増えて例年通りの人出となりました。約170人の方が鐘をつきました。麹から作ったお接待の甘酒はとても好評でした。

【写真右】 鐘楼への参道に並ぶ鐘をつく人々
【写真上】 たき火で暖をとる参詣者

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■2016年1月1日

お正月元旦・修正会

恵光寺の家族が集まりました

年末からきている神戸の長女家族、近くにいる二女家族といっしょに修正会(しゅしょうえ)をつとめました。

【写真】 家族の修正会

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■2016年1月2日

恵光寺の修正会

たくさんのお参りの方で賑わいました

新年の最初にする法会です。「一年の始まりは元日、一日の始まりは朝」。元旦に心を正して新しい一年を見据えることは大事なことです。新しい一年、みなみなさまの心身が健やかでありますように、世間が安穏で、戦争がおこらないように、世界が平和でありますように、と祈念いたしました。 また、永観堂の中西玄禮ご法主の「年頭の言葉」を参詣者みんなで頂戴いたしました。

【写真右】 修正会で永観堂の中西玄禮ご法主の「年頭のお言葉」をお伝えする住職
【写真上】 修正会で中西彦介総代のあいさつ

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■2016年1月9日

恵光寺の「写経と法話の会」初会

恵光寺写経 第42期のスタート

新春最初の「写経と法話の会」です。第42期の第1回で、この1月から3月までの3ヶ月は同じお経を写します。42期のお経は『法句経』の270番と380番。 270番はいまある「いのち」はあらゆるものがつながりあって存在するもので、つながりを断ち切ってしまうとわたしの「いのち」もなくなってしまう、という教えです。 写経の後は、お正月恒例の「花びら餅」をいただきました。

【写真右】 「写経と法話の会」初会での法話
【写真上】 お正月なので参加者全員で記念写真

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■2016年1月12日

「脳トレ」に参加

脳のトレーニングで介護予防

市原野社協では月に2回「脳トレ」講座を開いています。 脳トレは、見る、聞く、話すといった人間の持つ能力をつかさどる脳細胞を活性化させて老化の防止をさせようというものです。
小生は初めて参加。計算や、漢字などの問題を時間内でどれだけできるかチャレンジ。なかなかエクサイティングでした。今回はお正月なので場所を変えて新年会もありました。
脳トレというと室内ですることが多いのですが、外出して、時間をかけていろんなところに足を運ぶことも脳獲れになるそうですよ。

【写真】 脳トレの風景(市原野会館)

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■2016年1月13〜14日

本山布教講究所

ご法主の「お言葉説明会」も

本山の布教講究所は説教を中心とした布教研修会で、年に2回、一泊二日で行われます。初日は中西玄禮ご法主のお言葉説明会。そして、ゲスト講演は著書『いいお坊さん、悪いお坊さん』で有名な行政書士の勝桂子(すぐれ・けいこ)さん。
ここで、勝桂子さんのインパクトのあるフレーズを紹介します。
「あえて宗教者の方に言います。宗教者の仕事は、数えられない富を増やすことです。競争に勝つ喜びからは決して得られない、見えない富こそ、人びとの目と心を開かせる仕事である、と宗教者は肝に銘じてほしいのです」と。
まったくそのとおりです。

【写真左】 布教講究所で「お言葉」説明会をされる中西ご法主
【写真中】 あってほしいお坊さん像を語る勝桂子さん
【写真右】 布教実習でグループワークをする参加者

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■2016年1月15日

比叡登山

初めて修学院から歩いて比叡山延暦寺を参拝

上高野の宝幢寺ご住職・釋真盛さんについて比叡登山。初めての比叡登山で心配しましたが、先達がよく、延暦寺では数か所でお参りができました。往復15キロ徒歩行程でなかなか大変でしたが、充実したコースでした。

【写真右】 比叡山西塔の釈迦堂前で宝幢寺ご住職と並んで写真。 黄色のパーカーが宝幢寺さん、青いパーカーが小生
【写真上】 比叡登山道から比叡平団地、琵琶湖を望む

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■2016年1月17日

阪神・淡路大震災21年

「あなたを決して忘れない」

6,437人が亡くなった阪神・淡路大震災。1月17日、発生から21年を迎えました。「己が身にひき比べて忘れてはならない」と手を合わせています。

【写真】 東遊園地グラウンドの「未来1.17」の竹灯籠

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■2016年1月21日

寒中托鉢

さんが・いちはらのの托鉢、ご支援ありがとうございました

今年も、大寒の朝、市原野を回らせていただきました。昨日来の雪で歩きにくかったのですが、無事終えることができました。今年は恵光寺の真我も出ました。

【写真】 市原小橋を渡るさんがいちはらののお坊さんたち

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■2016年1月21日

サスペンスドラマに恵光寺が

安産のお地蔵さまつながりでした

昨年12月6日に恵光寺でテレビドラマ「科捜研の女」のロケがありましたが、その出来上がったドラマがこの日テレビ放映されました。ストーリーはともかく、恵光寺のお地蔵さんのところ、本堂などよく映っていました。

【写真】 いずれもテレビのシーンから。上は本堂、下は地蔵堂前

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■2016年1月22日

京都布教団例会

成年後見人にお寺の人がなると…

わが宗派の京都布教団はこの間、終末期の人を抱えている人、介護をしている人、また本人さんが当事者である、というケースに、お寺としてどのようにかかわることができるかがこの間の研修課題です。
今回はNPO法人「成年後見人養成講座」の小川正明先生のお話を聞かせていただきました。

【写真】 成年後見人制度について話される小川正明先生(永観堂会館)

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■2016年1月23日

市原野社協新年会

地域のネットワーク活動がまちづくりにつながる

市原野社協構成の理事・評議員、各施設関係者、そしてボランティア、60人を超える人々が集まって、新年会を開催しました。地域の福祉にかかわる方々が一堂に会しての新年会。とてもエネルギッシュでした。来年度には介護保険制度の改定で、地域で高齢者や障害を持った方々の見守りが増える、と言われています。何よりも地域に住む人々どうしがつながることが一番。

【写真】 市原野社協の事務局のメンバー(新年会の席で)

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■2016年1月24日

市原の神宮寺で大般若経六百巻転読会

新しい一年の無事、五穀豊穣を祈念する法会

市原の神宮寺に伝承されているお正月法会で、「般若経六百巻」をみんなで転読して新しい一年の無事、五穀豊穣を祈念いたしました。
宮寺本堂内に祈祷札を奉安し、般若経を守護する「十六善神」軸をかけ、般若経六百巻を転読します。

【写真右】 阿弥陀様の前に般若経六百巻転読の祈祷札を祀ってお参り
【写真右】 大般若経六百巻転読法会の導師、入江静林寺住職

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■2016年1月24日

法然上人追慕念仏行脚

法然上人の法難をとおして念仏信心を深めます
恵光寺の真我も参加しました

法然上人が説かれた専修念仏の教えが民衆の間に広がるにつれ、旧仏教側は念仏弾圧を繰り返します。中でも法然上人死後15年後、法然上人のお墓を暴き遺骸を鴨川に流してしまおうという動きが現れました。そこで法然上人のお弟子様たちは、現在の京都市太秦西光寺に遺骨を移し、その後、法然上人のご命日1月25日に合わせて、いま長岡京市粟生光明寺のある場所まで運んで火葬をしたのでした。
毎年1月24日には浄土系の僧侶が集まり、太秦西光寺を出発、法然上人の遺骨を移す際に通った約15kmのコースを、念仏を唱えながら歩きます。今年は40年に1度の大寒波と言われた日でしたが、浄土系の僧侶と一般の方、200人を超える行脚となりました。恵光寺の真我も参加しました。

【写真右上】 念仏行脚の道中の様子
【写真右下】 休憩所で接待を受ける一行

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■2016年1月29日

大阪市生野区は鶴橋のコリアンタウンでフィールドスタディ

アーユス国際協力ネットワークの関西地区定例研修会

1910年の日韓併合の後、多くの朝鮮人が労働のために日本へ渡航、当時工業地化しつつあったこの生野の地に集まってきました。その中で朝鮮市場が生まれ、それを核に商店街が充実してできたのが今の「コリアタウン」。今回はコリアNGOセンターの郭辰雄さんの案内でコリアタウン、韓国寺院「観音寺」などを訪問。移住一世時代から今は第四世の時代になったこの間の在日韓国・朝鮮人の生活のありよう、変化など、たくさん教えていただきました。
郭さんが「共生というのは仲よくすればいい、ということではありません。おたがい、相手との違いを認め、尊重して生活することが共生です」とおっしゃっていました。まさに金言です。

【写真右】 コリアタウンの百済門。この時間、大雨で歩く人はまばらだった
【写真右】 キムチの売り場はどこも満艦飾

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■2016年1月31日

宗派の京都支所総会

京都府下寺院のみなさんが集まりました

宗派の京都府宗務支所主催の総会が京都のホテルで行われました。宗派・本山の抱える問題、一般寺院のすべきこと柄、僧侶の姿勢など、意見を出し合いました。

【写真】 壇上に上がって報告や意見聴取をする京都選出区の宗会議員さん

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■2016年2月3日

さんがいちはらの 托鉢

JAの前で托鉢募金

宗「さんが・いちはらの」のメンバーはこの日、JA市原野前で托鉢。4人が出仕しました。みなさまのとうといお心、ありがとうございました。先月の大寒1月21日の朝に回らせていただいたときに頂戴いたしました浄財と合わせて、さんがいちはらの活動、救援金に使わせていただきます。合掌九拝。

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■2016年2月3日

豆まき

恵方に向かってお寿司を頬張りました

孫が来たのでいっしょに豆まき。そのあと、恵方に向かって(今年の恵方は南南東だそうです)大きな巻きずしをいただきました。

恵方はもともと新春に、自宅からみて恵方の方角の寺社に参る習慣をいいましたが、近年、コンビニなどが節分の行事として恵方を向いて「太巻きの丸かぶり」をしよう、と宣伝したことで、いまのように全国に流行ったのですね。

【写真右上】 孫といっしょに豆まき。後ろのかぶり物は鬼のつもり
【写真上】 恵方の東南東に向いてお寿司を頬張る子どもたち

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■2016年2月6日

地元の老健施設で法話

「母情は仏心」というお話をしました。

地元の老健施設・友々苑で法話をしました。世に、子のない人は大勢いますが、母のない人はいないわけで、母を考えることは、今日のわがいのちを考えることにつながります。この日はここに入苑している人だけでなく、デイケアで来られる人も参加され、たくさんの人でした。

【写真上】 会場の風景
【写真右上】 話をする恵光寺住職

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■2016年2月6日

鞍馬寺で落語

玄武の会の「玄武寄席」

京都の洛北地域を「玄武の地」と呼びます。洛北に縁のある人・学校・福祉施設、宗教施設・会社法人・地域団体などが相寄って、人々の輪をつないでいく、そんなNPО法人が「玄武の会」です。

この日は鞍馬寺の修養会館で玄武寄席が行われました。会場いっぱいの人たちの笑い声が鞍馬の山に響きました。

【写真右上】 玄武寄席のポスター
【写真上】 前座をつとめる桂三実さん

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■2016年2月10日

河井寛次郎記念館

民芸運動の一端に触れた思いです

大正のから昭和にかけて、柳宗悦たちは、名も無き職人の手から生み出された日常の生活用具、つまり「民芸(民衆的工芸)」の中に美があると主張して民芸運動を展開しました。その同人の一人が京都を拠点に活躍した陶芸作家・河井寛次郎です。今回、その記念館に行きました。

寛次郎自身が設計し、郷里の兄が大工棟梁として建てた住居兼仕事場が記念館になっていて、暖炉、書斎、居間も彼が暮らした当時の姿のまま。そして彼が制作・デザインした家具や調度品などもそのままです。中庭奥には実際に使われていた窯や陶房も残されています。骨太で自由な発想で素材の良さをそのまま生かした骨太の作品はとても魅力的でした。

【写真右上】 河合寛次郎記念館の建物正面(東山区五条坂鐘鋳町)
【写真上】 この建物が竣工したときにお祝いに柳宗悦が贈ったアメリカ製の柱時計

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■2016年2月13日

写経と法話の会

『法句経』を写経

恵光寺の写経と法話の会。お釈迦さまの『法句経(ほっくきょぅ)』を写しています。

この2月はお釈迦さまの亡くなられた「涅槃会(ねはんえ)」。『法句経』第380番の「おのれこそ おのれの救主。おのれこそ おのれのよるべ」という意味の法句を写しましたが、まさにこの「調えられた己れを拠りどころにして生きよ」はお釈迦さまのご遺言でもあります。

【写真右上】 書いた写経を奉納する参加の方々
【写真上】 写経ではいつも率先して準備やあと片付けをしてくださる飛世幸三さん

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■2016年2月14〜15日

永観堂本山で「念仏行道会」

永観さまのお念仏信心に近づこう、と追体験行道

平安時代のこと、永観堂の祖であります永観律師(ようかんりっし)は本堂で念仏行道(ねんぶつぎょうどう/仏さまの壇の周りを念仏を唱えながら歩いて回り続ける行)を毎日続けておられました。

2月15日の払暁、いつものように行道をしていますと、いつのまにか阿弥陀さまが壇上から降りて永観さまとともに行道しておられるのです。永観さまは、驚いて足を止められました。すると先を歩いておられた阿弥陀様がふりかえって「永観、おそし」とおっしゃったのです。

余りのもったいなさに、永観さまは『阿弥陀さま、そのまま壇上にお戻りください』とお願いして、いまの「みかえり阿弥陀さま」のお姿になっておられるのです。今年は40人が参加しました。

【写真】 大きな声で念仏を唱えながら行道をする人々

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■2016年2月16日

大阪の娘に子どもが生まれました。

体重が3700gの男の子

大阪に嫁いでいる三女のたまきはこの日、男の子を出産しました。3,700gでかなり大きかったようです。恵光寺北向き安産地蔵尊のご加護があったものと思っております。合掌。

【写真】 生まれた男の子。産院から退院した2月23日、生後8日の写真

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■2016年2月17〜18日

作品展

小学校で児童の作品に並んで地域の人たちの作品も展示

小学校で低学年、高学年の懇談会にあわせて作品展が体育館で行われ、各学年の力作がそろいました。また、小学校児童の作品だけでなく、地元の社協、女性会、老人会などの人たちの陶芸、書道、手芸、絵画など、すばらしい作品もたくさん出展されました。こどもたちも地域の人たちの作品を見ることができ、とても有意義な作品展となりました。

【写真】 大人や高齢者の作品も並ぶ小学校の作品展 (市原野小学校の体育館)

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■2016年2月20日

永観堂の第15回月次(つきなみ)みかえり説教

念仏を唱えることによってしあわせが大きくなる、と

今月のお説教は法然上人二十五霊場でもある兵庫県は高砂市の十輪寺ご住職の西田秀雄師。

念仏をしっかり申すことで、心のしあわせが得られる、と力強くお話しくださいました。

【写真】 お説教をされる十輪寺ご住職の西田秀雄師

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■2016年2月17〜21日

本山永観堂で加行前研修

お坊さんの登竜門への準備の修行

お坊さんになるのは宗派の教えとその戒律を相伝しなければなりません。その相伝の修行に入る前に、事前の修行が行われます。私も今回、その修行の指導者として参加しました。

【写真右上】 寒中にもかかわらず裸になって水をかぶる修行練習
【写真上】 阿弥陀堂に入道する修行僧

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■2016年2月27日

第36期恵光寺拡大役員会

一年の恵光寺の事業、経営について決議をします

年度初めに行われる「恵光寺第36期年次拡大役員会」が開催されました。参加者は恵光寺責任役員、総代、世話方、企画委員、婦人部代表 のかたがたです。

昨年度の事業・会計、今年度の事業・予算について協議、決定いたしました。

【写真】 第36期恵光寺拡大役員会の様子

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■2016年2月29日〜3月1日

被災62年目のビキニデーに参加
静岡県焼津市

2月29日 宗教者平和運動交流集会

2月29日と3月1日の両日、静岡県焼津市で行われた被災62年目のビキニデーに参加しました。
2月29日は宗教者平和運動交流集会。宗教ジャーナリストの柿田陸郎さんと本間勇毅さんの対談をメインに、宗教者が、核と原発、格差社会、戦争のできる国、沖縄、貧困などの情況を正視し、人々の苦しみに寄り添う努力をして求道と教化活動に臨まねばならない、と改めて思いました。

3月1日 午前/久保山愛吉墓前祭
午後/被災62年3.1ビキニデー集会

午前は日本宗平協主催の久保山愛吉墓前祭に参加。平和、核廃絶を願う人々が全国各地から続々と焼津駅前に集合。墓前祭が行われる弘徳院までの2kmの道を1,500人というたくさんの人たちが行進しました。弘徳院は、もとは真言宗、現在は曹洞宗、という歴史ある名刹で、このお寺の境内墓地に、1954年ビキニ環礁で死の灰を浴びて亡くなった第五福竜丸無線長:久保山愛吉さんのお墓があります。参加者は久保山愛吉さん墓前で献花、焼香をしました。
墓前祭の導師を勤めた弘徳院の松永芳信ご住職は、久保山愛吉さんの奥さんのすずさんから「夫は『原水爆による犠牲者は、私を最後にしてほしい』といっていた、とよく聞かされました」とお話になりました。

【写真左】 核廃絶を願う人々が全国各地から続々と焼津駅前に集合
【写真中】 久保山愛吉さんのお墓に参る参加者。お墓の横断幕には『原水爆による犠牲者は、私を最後にしてほしい』という久保山さんの言葉が書かれています
【写真右】 弘徳院さんの後ろの海から見える富士山。この日はとても美しく見えました

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■2016年3月5日

専修寺の亮哉師がEテレの「こころの時代」に出演

「震災から5年、現地に通う僧侶から」

専修寺の副住職・岸野亮哉師がNHKのEテレ「こころの時代」に出演しました。最初は2月28日の朝5時~6時放送でしたが、この日は午後1時~2時の再放送。
内容は「震災から5年、現地に通う僧侶から」。この5年間、毎月のように岩手県陸前高田市を中心に東北に通い、人々と交流を積み重ねてきました。そこから見えたものはひとりひとの物語です。それを丁寧に聞いていく中で彼らにとって復興とは何か、を考えていかねばならない、と教えてくれています。離れたところにいるわれわれは地元の人々に寄り添う想像力をたくましくしなければならない、と思いました。

【写真】 Eテレ「こころの時代」で出演した岸野亮哉師と聞き手の柴田アナウンサー (NHKテレビ放送画面から)

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■2016年3月8日

呼吸法は大切

呼吸医療研修会に参加

市原寮で介護職員向け講座として呼吸医療研修会(本間生夫先生担当)があり、小生も寄せてもらいました。改めて呼吸法の重要性を再確認でき、有意義でした。今回は職員さんの介護労働などからくるストレスを緩和させるために行なわれた講習会でしたが、仏教の座禅もお念仏を唱えるのも呼吸法がとても大事ですが、それとぴったり一致するお話でした。

【写真】 呼吸医療研修を指導される本間生夫先生(市原寮の花友いちはら)

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■2016年3月9日

原発はリスクが高い

大津地裁は、高浜3,4号機原発の稼働について、地震、津波対策などの安全性が確保できていない、として稼働差止め通告しました。琵琶湖の水の汚染を心配する滋賀県の人たちが申し立てた不服請求に対する判断で、裁判所の判断は画期的といえるでしょう。
恵光寺にもお話に来てくださった福島からの避難民の青田恵子さん(大津市座在住)は
「九日、大津地裁から信じられない位、嬉しい決定がくだされました。とりわけ避難民にとって、五年間で一番嬉しい日でした。動いている原発を止めた、勇気ある山本裁判長様に感謝」と興奮冷めやらぬ文章を手紙にして送ってくださいました。ここまできてまだ原発を動かすのか、と思ってしまいます。

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■2016年3月10日

MIHO美術館へ

伊藤若冲の「鳥獣花木図屏風」と「樹花鳥獣図屏風」

滋賀県甲賀市のMIHO美術館で「KAZARI-信仰と祭りのエネルギー-」と題して行われている春季特別展に行きました。圧巻は江戸時代中期に活躍した京の絵師・伊藤若冲(1716 - 1800)の「鳥獣花木図屏風」と「樹花鳥獣図屏風」。8万6千個ものマス目に色を埋めて描いていくという気の遠くなるような技法もさることながら、虎や鳳凰など、闊達に動いているたくさんの動物が色鮮やかにユーモラスに描かれている中、中心に置かれた白象の迫力に度肝を抜かれます。
もうひとつ海北友賢作「大涅槃図」(京都清浄華院蔵)を期待したが、これは後半期に展示で今回は見られず残念でした。

【写真上】 ルーブルを連想させる屋根の作りのMIHO美術館棟
【写真右上】 MIHO美術館「KAZARI-信仰と祭りのエネルギー-」のポスター

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■2016年3月11日

みすゞさんのいのちを見る目・心を学んでいます

京都みすゞ会月例輪読会

京都みすゞ会は毎奇数月の11日午後2時~3時30分、錦通り大宮の休務寺さん(みすゞ会事務所)で輪読会を開催しています。
みすゞさんの詩を輪読しながら、いのちを見る目、心を学んでいます。
毎回、みすゞさんの代表作である「大漁」をみんなで朗唱して輪読会を始めます。どなたでも参加できます。
詳細は恵光寺までおたずねください。

【写真】 「大漁」をみんなで朗唱して始まる輪読会(休務寺席)

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■2016年3月12日

写経と「東日本大震災5周年追悼法要」

午後2時 写経と法話の会

午後2時写経と法話の会。今回は25人の参加者、今まででいちばん多く机が足りなくなってしまう、といううれしい悲鳴。

午後2時 恵光寺deカフェ

午後4時から次の震災イベントまでの1時間半、「恵光寺deカフェ」を庫裡の八畳でオープン。お茶とおぜんざいの接待でした。

午後5時30分 写経と法話の会

午後5時半、本堂で「東日本5周年追悼法会」。続いて幡枝専修寺副住職の岸野亮哉師と恵光寺住職の対談ビデオ。亮哉師はこの日は東北に行っているので、事前に収録されたビデオを放映。また亮哉師の恵光寺イベント参加者へのメッセージも紹介されました。恵光寺の真我が制作したビデオでしたが好評でした。最後に参加者は境内に出て「忘れないぞ、東北」の思いを込めて「和」という灯文字を作り合掌をいたしました。
30人ほど参加。京都新聞が取材して翌日の朝刊に載りました。

【写真左】 写経の時間
【写真中】 午後5時半、本堂で行われた「東日本5周年追悼法会」
【写真右】 「忘れないぞ、東北」の思いを込めてみんなで灯した「和」の文字
【写真下】 イベントが翌朝の京都新聞「京日記」で紹介されました

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■2016年3月15日

「戦争法廃止2,000万人署名」

さんがいちはらので署名活動を協議

市原野地域の5ヶ寺で作っている「さんがいちはらの」は「仏教者として不殺生戒を標榜してこのたびの戦争法の廃止を願います」という願文を作り「戦争法廃止2,000万人署名」に参加することを決めました。署名の期限は4月25日。みなさんのご理解とご支援をお願いいたします。

【写真】 署名の様子

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■2016年3月15日

答辞に感動

洛北中学校の卒業式に参列

地元の中学、洛北中学校の卒業式に参列しました。今年度は240人が巣立ちました。
答辞を読んだ卒業女子生徒の言葉がとても印象に残りました。その一節。「何気ない3年間、と思っていましたが、その時、その時がかけがえのない瞬間であることが今になってわかります」と。
かけがいのない瞬間、というのは一言でいえば、自分の存在がいろんな周りの力のおかげ、と確認できた瞬間のことでしょう。
式典というのは、自分を見つめ見直しをする、絶好の機会です。

【写真右】 体育館での卒業証書授与式
【写真上】 在校生や保護者など参列の人々にお礼の挨拶をする卒業生

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■2016年3月16日

まちづくり・・・人は人によって支えられている

市原野社協ボランティア全体会

市原野社協のボランティア全体会が新年度を控えたこの時期に行われました。市原野社協のボランテイアさんは60人くらいいますが、見まもり事業など地域のまちづくりのために頑張ってくださっています。新年度を控え、今何が問題か、何ができるか、を考える会です。改めて、人は人によって支えられている、ということを実感します。

【写真】 市原野のまちづくりについてボランティアさんがいろんな意見交換
   (市原野会館交流室)

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■2016年3月19日

春のお彼岸

恵光寺施餓鬼

今年の春彼岸は例年に比べてそんなに寒くもなかったように思います。門前掲示に「叱られた恩を忘れず墓参り」と書きましたが、みなさまどんなお彼岸をお過ごしになりましたか。
彼岸は年に2回あります。悩み、苦しみの多いこちらの岸(此岸)と、悩み・苦しみを超えた安穏のあちらの岸(彼岸)、この二つの岸を対比、混合させながら、今日の自分の在り処を探る、そういう時のことです。
恵光寺では春彼岸施餓鬼法要を19日に勤めました。多くの方のお参り、ようこそでございました。

【写真】 施餓鬼棚に諸霊を招いて彼岸供養

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