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恵光寺の宗旨は浄土宗西山禅林寺派で、阿弥陀さまのお慈悲を感謝し、その喜びを社会奉仕につないでいく、そういう「生き方」をめざすお寺です。
現代の悩み多き時代にあって、人々とともに生きるお寺をめざして活動しています。
■2010年7月5日
市原野小学校の総合学習で市原野の歴史・文化について学習
市原野小学校の子どもたちは市原野の伝統文化を受け継 ぎ,次代に伝えていこう、と地域のことを学んでいます。 小生、この7月5日に6年生と3年生の2コマでお話をしま した。
お話は「子どもたちの役割」というテーマで、洛北の北山連邦の入り口に位置する市原野の地理的なこと、生産のこと、行事のことなどを通して市原野の昔の人々の生活などについてでした。その中でも子どもたちの役割をみんなで考えました。
今回のお話のキーワードは「「祈りとお礼」。
みんなが力を合わせて農業や林業をしてきたこと、自然といっしょに生活することで、収穫ができますように、
みんなが元気でいられますように、そして、収穫ができ
てありがとう、みんなが元気でいられてありがとう、と、
みんなの思いが祈りとお礼というかたちの行事になっていったことをお話ししました。
写真:学習の様子
■2010年7月5日
ハモハ踊りの実習
ハモハ踊りは市原固有の踊りで、この1年になくなった方 をお浄土に送るためのもので、国の記録すべき無形文化 財に登録されています。毎夏8月16日の夜に行われます。 今回、数回にわたって、ハモハ会や地域のボランティア の方々が指導して、小学校の児童がハモハ踊りの練習を しました。
子どもたちも初めての経験で興味深く練習をしていまし た。このことは「京都新聞」にも大きく紹介されましたのでお読みのなった方もおられるかも。 今年も8月16日夜8時から川島織物セルコン正門前駐車場 でハモハ踊りと鉄扇(てっせん)踊りが演じられます。 今年はこの子どもたちも出るといいですね。
【写真】打ち合わせの様子
■2010年7月5日
左京区民生主任児童委員の研修会「発達障害を学ぶ」に参加しました。
小生は民生主任児童委員です。左京区ではこの主任児童 委員が3年の任期中、いろんな子どもさんの状態を学び、 いかに地域の中で粗朶さて行くことができるか、という ことで連続して研修、実践をしています。今回は「発達 障害を学ぶ」をテーマに研修。発達障害児といわれる子 どもに真正面からつきあっていくすばらしさを教えてい ただきました。
■2010年7月16日
市原野社協ボランティア全体会に参加しました。
小生は市原野社協の会長をしています。本会のボランテ ィア全体研修会が市原寮創立50周年記念事業としてこの6月に開設された「花友じゅらくだい」(智恵光院中立 売)で行われました。
施設見学のあと今年1年のふれあい事業について協議を しました。
■2010年7月17日
さんが・いちはらの「納涼講座」を開催
7月17日(土)午前7時から 恒例となりましたさんが ・いちはらの「納涼講座」を開催致しました。
会場は恵光寺本堂で、爽やかな朝の空気を吸いながら、
「奏楽と市原野のお坊さんのお話」というタイトルのも
と、心静かな時を過ごすことができました。最後に朝粥の接待がありました。
写真右:無量会の雅楽
市原町・静林寺住職の入江康隆師の主催しておられる雅 楽グループ「無量会」の演奏が行われました。
写真左:雅楽に合わせた入江師の散華
写真右:真我.のお話
入江師のお話によると「雅楽というと神社・お宮さんを 思い起こしますが、実はその歴史はとても浅く、雅楽と いうと大陸から輸入されたもともとは仏教の音楽だったのです。」ということでした。
この日は「越天楽」に始まり、楽器の紹介、そして極楽 の荘厳をイメージする奏楽をバックに入江師自身が発声 しながら本堂内を「散華」をされました。とても優雅な ひとときでした。
続いて「講話①」として岸野真我師の「アメリカの核不 拡散条約(NPT)再検討会議の団体行動の報告があり、 「講話②」として野中町・専称寺住職の「地域と仏教」 というお話をされました。みんなの幸せのためにお寺は ある、というお話でした。
写真右:参加者全体写真
写真下:亀山師のお話
■2010年7月21日
市原野子育て支援ネット本会議に参加しました。
市原野の学区での施設、保育園、児童館、小学校、中学 校、そしてその保護者会、PTA、社協、民生児童委員、 各種団体のトップがよって市原野の子育てについてワー クショップ。子どもは地域に護られ育つ、という大原則 を確認しました。
写真:市原野子育て支援ネット本会議
■2010年7月23日
左京区の左京区老人クラブ連合会の若手委員会主催による講演会
「老いをゆたかに生きるために」で講演させていただき ました。 左京区老人クラブ連合会には「若手委員会」というのが あります。おもしろいですね。クラブの中に「若手」 「古手」というのがあるんでしょうか。その委員会主催 による講演会が左京福祉合同センターで行われ、小生 「老いをゆたかに生きるために」というタイトルでお話 をしました。
講演には40人ほどが来られましたが、いちばんに「きょ う集まってらっしゃる方はみなさん『若手』ですか、手 を挙げてください」と申しましたら、みなさんの手が一 斉に挙がりました。ビックリするやら大笑いするやら・ ・・・・。
講演では「老いをゆたかに生きるための8つの姿勢」と いうお話をしました。このお話については近い将来「恵 光寺和尚の5分間法話」で紹介するつもりです。
■2010年8月1日
法然上人の『一枚起請文(いちまいきしょうもん)』を写経
本山では法然上人のご遺訓であります『一枚起請文』の写経運動を展開しています。恵光寺でもこの8月1日(日)終日、本堂を一日開放して写経していただきました。暑い中、20人の参加がありました。
法然上人の『一枚起請文』は、80歳で亡くなられる二日前に口頭筆記されたもの、とされています。短い文章ですが、念仏往生の心髄が書かれてあります 。
写真:一枚起請文写経
■2010年8月6日
「ヒロシマ・平和の鐘」の集い
8月6日朝8時、「さんが・いちはらの」主催で、ヒロシマ・ナガサキの犠牲者追悼を通して非戦と世界の平安を願う「ヒロシマ・平和の鐘」の集いが行われました。今年は、この5月にニューヨーク国連本部で核不拡散条約(NPT)再検討会議が開催され、そのパン・ギムン国連事務総長が広島訪問をする、という画期的な年になりました。
恵光寺の鐘楼では天台声明が唱えられる中、参加者が平和をねがって鐘を撞きました。会場を本堂に移し岸野亮淳恵光寺住職が平和について講話。
また、「さとうきび畑」の歌とギター演奏が披露され、心から戦争のない世界を、と念じました。
写真右上:ヒロシマ平和の鐘
写真上:平和の鐘・追悼法要で歌われたさとうきび畑
■2010年8月16日
お盆のハモハ踊り
ハモハ踊りは市原固有の踊りで、この1年になくなった方を新精霊(あらじょらい)と呼んで、新盆で改めてお浄土に送るためのものです。京都市の無形文化財、国の記録すべき無形文化財に登録されています。
今年も静林寺で新精霊回向が勤まり、そのあと、川島織物前広場に移動してハモハ踊りが行われました。
今年から小学校で郷土の文化ということでハモハ踊を勉強していますので、当日は子どもたちも多く参加しました。
写真:ハモハ踊り
■2010年8月18日
佛教大学四条センターで講演
佛教大学四条センターは、大学の垣根を払って広く地域社会に共生の生き方を広げよう、と市民のために設置されたものです。とてもたくさんの講座が毎日開講されています。
今回、そのうちのひとつ、「であいシリーズ」という講座で小生がお話をしました。
タイトルは「先人のひとこととのであい」。先人のことばを紹介しながら、ゆたかな生きかたについてお話しました。
写真:公演の様子
■2010年8月19日
永観堂本山の「宗学院」開講
永観堂本山で毎年8月19日から9月5日まで「宗学院」という教育機関が開設されます。これは朝早くから夜遅くまで全寮制で行われルもので、ここを卒業して初めて住職の資格を取ることができます。
小生も講師として出講。恵光寺の真我も今年が3年目ですので、9月5日には卒業、ということになります。
■2010年8月21日~23日
各町内の地蔵盆
8月24日は地蔵盆の日ですが、地域・町内では土日にするところが多く、私もあちこちの町内に大数珠と紙芝居をもってお参りに行きました。お話をしたり、ゲームを楽しんだり、みんな汗だくでしたが、どの町内も親睦が図れて気持ちのいい集いでした。
中には高齢者と子どもの交流の場として地蔵盆を位置づけている町内もありました。
写真:地蔵盆で紙芝居
■2010年8月23日~24日
恵光寺婦人部地蔵盆
8月23日は年行事であります「恵光寺婦人部の地蔵盆」。
本堂で最初の勤行、境内の石仏さまお参り、そして地蔵堂での大数珠繰り、とお勤めを続けて実施。そのあと本堂で法話(今年は紙芝居をしました)。
それらが終わって、庫裏でお齊(とき)を戴きました。
写真:恵光寺地蔵盆
■2010年8月27日
恵光寺役員・スタッフ懇親会
今年は法然上人800回忌の前年お待ち受け年で、4月には法要、「一枚起請文写経」など、役員・スタッフの尽力は相当なものでした。いちど慰労の集いをと思っていましたが、やっとこの日に実現。賑やかな慰労と交流の場となりました。
■2010年8月28日~29日
地方教学講習会に出講
お盆の前後は宗派の地方教学講習会が行われますが、小生は28日に刈谷市の長善寺さんで行われた愛知宗務支所講習会と29日の和歌山市総持寺で行われた西山浄土宗南紀講習会に出講しました。
平安末期の激動の時代に青年法然上人が苦悩の中から念仏の信心に至る経緯について私なりに領解していることをお話しいたしました。そのことはいまの時代と念仏を考えるよすがになるとおもうからです。
写真:和歌山講習会
■2010年8月30日
白山スーパー林道に行きました
お盆の行事のあと、一息入れようと、白山スーパー林道をドライブしてきました。日照り続きで有名な「ふくべの滝」は少ししか水が落ちていませんでした。でも雄大な石川・岐阜の山間を走ると心も大きくなった気がします。
途中「鳥越の一向一揆」展示館に寄りました。蓮如さんの念仏信仰に基づいて自分たち庶民が一揆を起こし100年間、国を治めた、という加賀門徒の魂に改めて人の力の強さを教えられました。
写真:ススキの穂が美しい白山
■2010年9月11日
写経と法話の会
毎月第2土曜日の《恵光寺和尚の写経と法話の会》ですが、この月はとくに暑かったです。そんな中をご参加いただきありがとうございました。法句経を写経した後、50分間の法話があります。今回は「日想観」についてお話をしました。夕日を観て極楽浄土を想うことですが、逆に夕日に見守られている、といただく心の広さが生きるエネルギーになる、とお伝えいたしました。
宗派に関係なく、どなたでもご参加できます。このページをご覧になられた方、どうぞ、いちど足をお運び下さい。
■2010年9月20日
秋のお施餓鬼法要をつとめました
今年の夏は猛暑、炎暑、酷暑と表現されましたが、実に熱かったです。異常でした。みなさまいかがお過ごしでしたか。暑さ寒さも彼岸まで、といいますが、今年の秋彼岸は23日の中日を境に急に涼しくなりました。これもまた異常でした。恵光寺では彼岸の入りの20日に恒例の秋彼岸の行事・お施餓鬼法要をつとめました。
今回は寺務所で役員さんの受付風景も紹介します。すべての人が、此の岸、彼の岸の区別無く、仏さまの世界に生まれています、ということを感得する法要です。
■2010年9月23日
広島のお寺に寄せていただきました
このお彼岸中日にはお彼岸法要のお説教で広島市慈仙寺さんと誓願寺さんの2ヶ寺に寄せていただきました。両寺とも爆心地にあったので1945年8月6日の原爆で灰燼に帰しました。
いまは移転して復興されていますが、お寺の境内や墓地にたたずむとやはり広島は大変なところ、と思います。
誓願寺さんは落語の祖、と呼ばれている西山派の策伝(さくでん)上人の意向を受けて毛利輝元公が建てたお寺で毛利家の菩提寺で、平和記念公園建設のための区画整理により、三滝町に移転、境内の書院、客殿、茶室「策伝庵」、庫裡、山門、お庭など、順次復興され、いまは往時を偲ばせる立派なお寺になっています。
お説教が終わって総代さん方と写真を撮りました。
■2010年9月下旬
地域の運動会
市原原野小学校、市原野保育園で運動会がありました。秋空に響く子どもたちの歓声は格別なものがあります。
写真は9月25日の市原野保育園の運動会に呼んでいただいたときに撮った写真です。
千代児童館館長先生、小林小学校教頭先生、関岡体育振興会副会長、小生、市原野保育園井出良一園長。
■2010年9月下旬
市原野の里の彼岸花
この写真は市原野の川島織物北側の田んぼです。手前は町内の愛宕灯籠。火事が起こらないよう、町内の方々が順番にもお参りをしておられます。向こうに見える山は向山。田の畦に咲く彼岸花の赤色が黄金色の稲穂に映えて美しいです。今年の彼岸花は開花時期が遅かったですね。酷暑のせいでしょう。 市原野ののどかな風景です。