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恵光寺の宗旨は浄土宗西山禅林寺派で、阿弥陀さまのお慈悲を感謝し、その喜びを社会奉仕につないでいく、そういう「生き方」をめざすお寺です。
現代の悩み多き時代にあって、人々とともに生きるお寺をめざして活動しています。
一年の安寧を祈願する新春の大事な法要
■2019年1月2日
恵光寺修正会 穏やかな天候の下、新年の修正会。
本堂で新しい一年が平穏ありますように、和合の世界でありますように、と祈念しました。新しくご法主になられた久我儼昭永観堂ご法主の「新年のおことば」を拝読。法然上人が示された念仏の威徳を心から実践していただきたい、という内容でした。
そのあと中西彦介総代が「今年も檀信徒のみなさまと力をあわせてこの恵光寺を発展させていきたい、どうぞよろしくお願いいたします」とあいさつをつをされました。
【写真】 修正会の後、庫裏で乾杯をしました
■2019年1月11日
京都みすゞ会1月例会 毎奇数月11日は京都・休務寺さん席でみすゞさんの詩にふれる「輪読会」が行われます。この日は恵光寺の住職も担当になり、みすゞさんの奥深い詩を学びました。
【写真】輪読会に参加して感想を述べあう会員
■2019年1月12日
写経と法話の会1月例会 一年の計は元旦にあり。今年一年の生きる心の柱を写経でいただこう、という初写経。この日のお茶菓子は鶴屋吉信さんの「はなびらもち」でした
【写真】初写経に集う人びと
■2019年1月16日〜17日
恒例の新春に行われるご法主の「お言葉説明会」。今年からは久我儼昭
ご法主のご垂示となりました。説明会の後は布教講究所が2日にわたっ
て行われ、小生も出講しました。
翌日の17日の朝5時46分には阪神淡路大震災の慰霊勤行がおこなわ
れ、6434人の霊位のご回向をいたしました。
【写真】 お言葉説明会の様子
■2019年1月20日と2月3日の節分に
さんが・いちはらのでは毎年大寒の節分の二階、寒中托鉢を行っています。
1月20日は朝6時に恵光寺を出発して市原野のお寺やお宮さんを巡拝して町中の安寧を祈願しました。
2月3日の節分は夕方にJA前で托鉢をしました。
いずれも5人のお坊さんが出仕しました
みなさま方の浄財は災害支援金として使わせていただきます。
ありがとうございました。
【写真】 托鉢の様子
■2019年1月21日
市原町の神宮寺(市原のお宮さんの境内、通称「みやでら」)で「大般若転読会」。新春の行事。市原町中の安全と五穀豊穣を祈って勤める法要
【写真】 大般若を転読する、導師の恵光寺住職
■2019年1月26日
兵庫県三木市の文化会館の人たちが来寺戦国時代から江戸初期に出た儒学者・藤原惺窩。この惺窩さんがなくなって今年はちょうど400年。記念の年となるので惺窩さんの生まれ故郷である兵庫県三木市では演劇セミナー公演として「藤原惺窩物語」が上演されます。日時は平成31年3月17日(日) ①13:00開演 ②18:00開演。会場は三木市文化会館小ホール。
今般、公演が間近になり、三木市の文化会館の方や技術関係の人、脚本家など10人が京都を訪れ縁のある市原の里を訪ね、また相国寺にある惺窩さんのお墓に詣でて成功祈願をされました。
【写真】 京都を訪問したご一行
【写真】 惺窩墓前で
【写真】 惺窩物語ポスター
■2019年2月9日
今月も法句経を写経第53期第2回目で『法句経』第14番。
「こころこめて葺かれたる家に雨はふるとも漏れやぶることなし
かくのごとくよくととのえし心は貪・欲も破るすべなし」と。
もののいのちを丁寧にみていくと、どのいのちもこの私を育てるために存在していることに気づく。そう思うと、度を越した欲はおのずと少なくなっていくものだ、という心です。
今回も多くの人が参加してくださいました。
■2019年2月14〜15日
永観さまの念仏行道の奇瑞を追体験 その昔、永観上人がここ禅林寺で念仏をと称えて阿弥陀さまのまわりをまわっておられたとき、阿弥陀さまが壇上から下りて永観上人にお声をかけられた、という奇瑞がもとになって行なわれているの法会。14日の夕方に集まり、聴聞や念仏作法を学びながら仮眠ののち、15日朝4時過ぎから念仏行道をします。道俗50名が集まり念仏を唱えました。どなたでも参加できます。
来年はあなたもどうぞ。
【写真右上】 念仏行道会の導師を勤める久我法主
【写真上】 念仏を称え続ける参加の同行人たち
■2019年2月16日
京都の岩田浩然師の迫力お話に感動
毎月第3土曜日に行われている永観堂の「みかえり月次説教」。今回は第38回目で京都の岩田浩然氏のお話。芥川龍之介の蜘蛛の糸を南無阿弥陀仏の太い布の綱に替えて天井から吊るし自ら南無阿弥陀仏のふんどしで自分を包む演出。「自分の力で上ろうとするから堕ちる、阿弥陀さんに抱き取られて安心していくと地獄に堕ちることは決してない」と。まあびっくりするパフォーマンスでした。次回はあなたも聴聞にお越し下さい。
【写真上】 会場の真ん中に蜘蛛の糸ならぬ阿弥陀さまの綱
【写真右】 南無阿弥陀仏のふんどしをつけて綱にすがる岩田師
■2019年2月17日
宝ヶ池のプリンスホテル 恵光寺のこれからの事業・運営についての考え方と、これからの事業計画について皆さんと共有をしました。また檀家さん方どうしがおたがいを知ってほしい、ということもあって檀家さんの食事会となりました。檀家の人たちが唄を歌ったり恵光寺検定をしたり、出楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
【写真上】 檀家総会の様子
【写真右】 檀家の中西典生さんに狂言を演じて頂きました
■2019年2月23日
ザ パレスサイドホテル 市原野社会福祉協議会は今年度で発足30周年になります。
その歴史を思い返しながら、ボランティア活動とはいかなるものか、などを討議して祝賀会をもちました。
たくさんの関係者の方、ボランティアに集まっていただき、ありがたいことでした。
【写真】 参加者の記念写真です。90人の参加者なので3回に分けて撮影。そのうちの一枚
■2019年3月9日
第53期(2019年1月~3月)の最終回 今月の法話はお彼岸前でもありましたので「此岸と彼岸」という話でした。生きている世界と死後の世界は別々、というのではない。今の生き方がそのまま死にゆく姿になり、死があるからこそ、今、ここに私がある、ということになる、というお話でした。
終了後のお菓子は紫竹の仙寿堂さんの「いちご大福」でした。
【写真】いちご大福(仙寿堂)
■2019年3月9日
6時より東日本大震災追悼の夕。東日本大震災8年目。死者は8日現在で15,897人、行方不明者2,533人。震災関連死3,701人で、死者不明者合計で22,102人。避難者は51,778人で福島原発避難者は41,000人。最初に本堂で副住職・真我が導師を勤めて勤修。引き続き鐘楼で追悼の鐘を撞き、境内に「絆」の灯火字を転化してみんなで犠牲になった方々を追悼し、また、被災後の復興を祈念し、災害に備える気持ちも新たにしました。
【写真上】 恵光寺本堂で追悼法要
【写真右】 恵光寺境内で追悼のために灯した「絆」の文字
■2019年3月10日
市原の神事委員会の涅槃会が神宮寺(宮寺)で行われました。地元の静林寺、恵光寺の二ヵ寺が導師を勤めることがならわしになっています。大きな涅槃図を掛け、みんなでお参りをしました。
当日参加した方々とお釈迦さまのみ教えをいただいて心のふれあう街になるよう祈念をいたしました。
【写真】 涅槃図の前で参会者が記念写真
■2019年3月10日
市原野防災訓練の日(京都精華大学)。炊き出し訓練、初期消火訓練、救出救護訓、避難所設営訓練などが行われました。途中雨が降りだしましたが、無事に終了しました。230人ほどの方が参加しました。
【写真】 防災訓練の様子
■2019年3月15日
洛北中学校卒業式に参列。午前9時30分から始まり、280人(男142人 女138人)への証書授与に1時間近くそれにかかりました。式辞は山本雅幸校長の「自由と共生」。かけがいのない自分とまわりとの関係性を生きる自分。果敢に挑戦しての失敗は生きる力になるが、避けて挑戦しなかったら後悔しか残らない、とお話されました。続いて、来賓の木下美智子PTA会長が素晴らしい挨拶をされました。また、在校生を代表して2年生の井上ほのかさんが送辞、卒業生を代表して古田たまきさんが答辞を述べました。
【写真】 卒業式の様子
■2019年3月17日
兵庫県三木市文化会館で行われる藤原惺窩没後400年記念『惺窩物語』上演にあたり、恵光寺の住職が招待されました。非常によくできた映画でした。
【写真】 映画の会場にて
■2019年3月20日
中学校へ行ってまたまた大きくはばたけ! おめでとう!
3月22日、市原野小学校の卒業式が行われました。正しくは「卒業証書授与式」というのだそうです。そぼ降る雨の天気でしたが、6年生の50人を見ていると大きくなったなぁ、と頼もしく思いました。袴・着物姿の多いのにはびっくり。卒業おめでとうございます!
■2019年3月23日
恵光寺の彼岸施餓鬼法要春は彼岸の入りの3月23日、恵光寺のお施餓鬼法要)が勤められました。
節目節目のお寺の法要にご参加下さり、いい心のご縁を結んでいただきました。
■2019年3月25~26日
本山・永観堂禅林寺でこの3月25~26日、一泊二日の少年少女宿泊研修会が開かれました。全国から65人の子どもが集まり、お寺での生活を体験しました。みんなたくさん新しい友だちをつくったことと思います。
【写真】 永観堂会館前広場でミーティング
■2019年3月29日
古川の龍泉寺さんで「善導忌」が開筵され、開闢の日のお説教を、恵光寺住職がさせていただきました。特筆すべきは釈迦堂建立の大事。釈尊像、十大弟子像を新調奉安され、その空間は、人びとのパブリリックスペースとして建設されました。 そして、二人のお弟子方が大活躍をされていました。龍泉寺さんの寺報「斯光」に掲載された善導大師についての連続記事は、この二人が書いたものです。また法要期間中に展示された善導大師の紹介パネル、善導忌の歴史展示パネルの制作がよかった。そして満座日の半斎会で勤められた戦争犠牲者の追悼会は、その戦没地をグーグルで特定してそれをパネル化し、128柱の法名を新たに塔婆に書いて回向されました。
【写真】 善導忌 法要の様子(龍泉寺本堂)
■2019年4月1日
戦争の起こる元号になりませんように
新しい元号「令和」。元号発表にあたって瀬戸内寂聴さん【写真】のコメント が新聞に出ていた。「私は大正・昭和・平成と生きてきましたが、平成がよかっ たのは、戦争がなかったこと。ほんとうによかった。ただ、今の世の中の状態だ と、新しい元号の時代に戦争が起きないか不安です」と。
■2019年4月8日
お釈迦(しゃか)さまは2,500年ほど前、インドに王さまの子としてお生まれになりました。人生の心の苦しみを取りのぞくため修行をしておしゃかさまとなられました。誕生してすぐに七歩あるいて、天と地を指さし「天にも地にも我れひとり」とおっしゃいました。
【写真】 花御堂におまつりしたお誕生のおしゃかさま
(恵光寺本堂)
■2019年4月8日
市原野小学校の入学式。不安と期待がいっぱいのかわいらしい一年生。先生の呼びかけにも大きな声で「はいっ」と応えていました。頼もしいですね。
昨年は44人の新入生でしたので今年は少なめになりました。
【写真】 入学式で新しい帽子をPTAのお母さんから送られる新一年生
■2019年4月17日
昨年、がんで亡くなった早川一光さん。医療と介護に違和感
早川一光さん(1924−2018)は戦後、京都・西陣で苦しい生活を送っていた人たちといっしょに、自らの健康を守ろうと、診療所を立ち上げ、大きな病院に育てた人です。その早川さんが90歳を超え、自ら血液のがんを患い、充実したはずの医療、介護に違和感をもった、というのです。
写真展は京都新聞社2階。
【写真上】 写真展「こんなはずじゃなかった」会場
【写真右】 早川一光さん
■2019年4月17日
平和展のテーマが「悲 ―人間・この恐ろしき者よ― 」
今回は広島市の高校生が被爆体験者の声を聞き取って描いた絵画が展示されています。若い人たち、次代の人々に伝えねばならない、という思いがつたわってきました。主催者は「人間は英知を集めた結果、恐ろしいものをも生み出してしまう人間の悲しい一面を、証言者、そして亡くなった方々から絵画を通して教えられているように感じます」と言っています。
【写真左】 東本願寺で第19回非戦・平和展のポスター
■2019年4月20日
被害にあった方々に心を寄せながら、災害と防災を自分とつないで考える
市原野自治連合会が音頭をとって地域を挙げて開催された「絆灯会」。 オープニングはのびっこ太鼓。鞍馬寺執行の信楽香爾さん、地元の荒川林太郎さんのお二人がゲストスピーカー。 夕方、暗くなった広場には「絆」の灯文字が点灯。読経に続き、アンサンブル・レレ ヴェリナのみなさんの演奏で「花は咲く」を全員合唱の中、いのちに対する「祈り」を捧げました。 また昨年の台風21号の洛北地域の倒木被害に対して復興義援金も集めました。
【写真上】 水車広場に点灯された「絆」の文字
【写真右】 お話をしてくださった信楽香爾さんと荒川林太郎さん
■2019年4月22日〜25日
本山・永観堂禅林寺で行われます
浄土宗の宗祖法然上人のご命日に上人の恩徳をしのんで営まれる法会です。浄土宗の各本山ではこの時期に全国から参詣者が集まり大法要が営まれます。 法然上人は建暦2年(1212)の1月25日に御歳80、京都・東山の吉水(現在の知恩院の地)でお亡くなりになりました。ですから今年は第808回目の法会にあたります。最終日の満座法要では幡枝の専修寺住職(恵光寺住職の兄)が「講讃導師」を勤めました。
■2019年4月
今が満開
恵光寺の「市原虎の尾」はいまから16年前に苗木で植えられたものです。今は写真のように大きくなりました。短い枝のまわりに、開花すると枝全体が虎の尾の様に見えることから、「市原虎の尾」と名づけられたとか。ホント、花びらが密集して咲いているところなんか圧巻です。
【写真】 恵光寺南庭に咲いている「市原虎の尾」
■2019年5月4日
先代住職がお浄土から喜んでおられます
四条大宮の法類(お寺の親戚)である休務寺さんで晋山式が行われました。新住職・堀本俊紹さんは師父である堀本俊明上人が69歳で遷化され、今日の慶事を迎えました。式典は新住職の開門式、晋山奉告式。辞令授与、過去帳伝承、と厳かに勤まりました。先代住職がお浄土から喜んでおられます
【写真】晋山奉告式での堀本俊紹新住職 (四条大宮の休務寺)
■2019年5月11日
仏法を聴くと心がしずまる
定例の写経の会。いろいろな行事が重なったのか、今回は参加者が少なかったです。それでも参加された方は熱心に写経をし、またお話を聴いて下さいました。
月に一度ですが、お経を写すことによって、呼吸を調え、心を調えていく、という体験ができれば、とがんばっています。次回はあなたもどうぞ。
■2019年5月13日
恵光寺のお花教室の人たちも出品
恵光寺では毎月お花教室をしていますが、毎年五月には家元であります御室の仁和寺で全国華展が開かれます。恵光寺教室からも松田先生のご指導の下、お弟子さん方が出品をしました。
【写真】 仁和寺
■2019年5月18日
『もし子 遠くに行かば』
この日は京都布教団の総会でもあり、お説教は記念講演をかねました。お話は京都西山短大学長の中西随功先生。『父母恩重経』の「もし子、遠くに行かば」という句を紹介しながら、家庭教育のありよう、信仰生活 の大切さについてお話しいただきました。
【写真】 中西随功先生
■2019年5月21日
寺院参拝は法然上人二十五霊場第3番の十輪寺
永観堂禅林寺派の全国布教師会は年に一度会場を替えて総会が行われます。今年は兵庫県高砂市でおこなわれました。総会と講演は生石にある高砂市研修センター。研修は人権についてで、現在も残っている部落差別について実例を紹介しながら考えました。
翌日は高砂市の街並み拝見、法然上人二十五霊場第3番の十輪寺を参拝、参加者同士の交流も図ることができました。
【写真】 高砂市の十輪寺
■2019年5月24日
人びとを念仏でひきつけた一遍上人のすごさにびっくり
踊り念仏で知られる時宗は、宗祖一遍上人(1239~89)が鎌倉時代に開いた宗派です。一遍上人は西山上人の孫弟子にあたります。どんな人でも差別なく念仏を唱えれば往生をとげられると説き、全国を行脚(遊行)して、念仏札を配り(賦算)布教につとめました。
今回は、全国各地を遍歴した一遍上人のご生涯を描いた国宝「一遍聖絵」(いっぺんひじりえ/遊行寺蔵)全12巻が展示され、それは圧巻でした。
【写真】 一遍聖絵
■2019年5月26日
わが宗派のお寺の婦人の会
本山の京都府寺庭婦人会40周年記念大会が永観堂禅林寺で開催されました。午前は会員物故者法要が久我儼昭法主の導師で行われました。わが恵光寺の芳子坊守も会長をしたことがありますので懐かしくお参りさせていただきました。
続いて記念講演は花園大学の佐々木閑先生の「インドの釈迦仏教の教え」。とてもいいお話でした。そののち会場をホテルに移して記念祝賀会が行われました。
■2019年5月28日〜31日
全国から宗派を超えて45人が研修
仏教伝道協会主催の「実践布教研究会」。今年は和歌山県の高野山、真言宗の総本山・金剛峰寺で開催され、恵光寺から真我が参加しました。
【写真】 研修(高野山)
■2019年5月30日
みんなのお墓、気持ちよく参れるように、と年次役員会
恵光寺の回りにある市原の墓地は、鞍馬本町、鞍馬貴船、鞍馬二ノ瀬、野中、市原の旧五ヶ村が共同で管理運営する共同墓地です。年に一度、その旧五ヶ村の寺院住職、檀家役員が一堂に会して墓地運営について協議します。この日はいつものように事業報告・決算、事業計画・予算が審議されました。
夏場に生える草の掃除がいちばんの課題ですが、鋭意、通路の舗装をしていくことになりました。
いま多い墓じまいの場合、墓を返納するのですが、その折にはお墓をすべて更地にし、コンクリートで草が生えないようにしてもらうことが確認されました。
■2019年6月1日
ご一代・耆山上人百回忌法要を厳修
神戸の阿弥陀寺において近藤亮厳耆山上人の百回忌法要に随喜。耆山上人はこのお寺から永観堂第76世法主になられた方。このお寺は平安時代末期、福原京という都がおかれたところで源平合戦の終末を迎える舞台となったところ。今回、このお寺に平経正の歌碑が奉納され除幕式が行われました。歌は「入日さす方をながめて和田わたの原波路に秋を送るけふかな」(新拾遺)
【写真左】 大法要が行われた阿弥陀寺(神戸市兵庫区和田岬)
【写真右】 除幕式が行われた平経正の歌碑
■2019年6月1日
ご一代・耆山上人百回忌法要を厳修
毎年6月第1日曜日は京都府宗務支所主催の「西山の三鈷寺往生院跡の清掃」。この地は派祖・西山上人の念仏教化の本拠地であり、西山末徒である私どもが年に一度、報恩の清掃をさせてもらうのです。
今年は道俗あわせて40人が参加。恵光寺からは真我が参加。
この清掃奉仕の会はスタートして40年。当初は森という感じで何を掃除しているのかわからないほどでしたが、年月をかけて大木も伐採、全体の遺構もわかるほどきれいになりました。初めから参加している稲石勝之さん(川柳作家)は
「森を刈る 絵図の石段 日の目見る」
とおよみになりました。
【写真】 清掃が終わって、お参りをします
■2019年6月8日
仏法を聴くと心がしずまる
定例の写経の会。月に一度ですが、お経を写すことによって、呼吸を調え、心を調えていく、という体験ができれば、とがんばっています。次回はあなたもどうぞ。
【写真】 恵光寺写経の手本『法句経』と写経用紙
■2019年6月12日
山崎龍明師が講演 タイトルは「日本仏教の歴史と戦争-憲法9条は仏の願い」
京都宗教者平和協議会の主催で聖護院を会場に開催されました。講師は仏教学者で『仏教タイムス』社長の山崎龍明師。師は平等と不戦を説く仏教者として、戦争のできる国に向っていること、いのちが粗末にされていること、カネで動く世界の状況を説明して、心の平和を願い、行動を起こすことが喫緊の課題だ、ととても情熱的に話されました。
【写真】 山崎氏の著書「平和への道」(樹心館)の表紙
■2019年6月15日
たくさんの方のご聴聞、ありがとうございました
今回の永観堂の第41回みかえり月次説教は熊本の浅野智弘上人のお話。
3年前の熊本地震で罹災、その後の復興、いかに人々の支えがありがたくとうといか、をお話されました。そして今の時代生活面では物が溢れ一見ゆたかに見えます。しかし半面、多様化した複雑な社会で生きづらさを感じる方が大勢いる現代社会。心おだやかに生きるためには「いのち」を考えること、「ほとけさまの慈悲をいただくこと」と結ばれました。
【写真】 説教をする浅野智弘上人
■2019年6月22日
若いお坊さんお二人が説教
午前7時よりさんが・いちはらのの納涼講座。今回は若いお坊さんお二人に
出演していただきました。
◆岩井正道さん(京都市伏見区の浄土宗・阿弥陀寺副住職) 「知恩、報恩」
5月の母の日、6月の父の日があるように、人として生まれ、今日ここに在るのはどうしてか、と考えると親の恩、人の恩を考えないわけにはいかない。「親」という字は木の間に立って子どもを見ている字で、感謝は恩を知ることからわかります。それで私たちは「恩返し」「恩送り」をもするのです。
◆長谷川惇也さん(淡路島の高野真言宗・長谷寺住職) 「心を込めたことばが大事」
自分の経験したお葬式でのこと。小さな女の子が、亡くなった90歳のおばあさんに手紙を書いた。出棺の時、その手紙をお坊さんの引導の時のようにして読み上げた、という悲しくもとても心温まるお話。心を込めたこんなちいさな子どものことばがいのちのとうとさをおしえてくれたのです。
お説教のあとはお寺の奥様方が作ったお粥を皆さんと一緒に頂戴いたしました。参加者は30人ほどでした。
【写真上】 岩井正道さん
【写真下】 長谷川惇也さん
■2019年6月24日
秋の寺宝展で辻説法
全国青年会の法話研鑽会。11月の永観堂で開催される寺宝展にはたくさんの人が訪れます。そこで青年僧が順番に、辻説法の感じでお説法をします。今回はそのための勉強会。真我はスタッフとして参加しました。
【写真】 法話研鑽会で指導をする恵光寺住職(永観堂禅林寺)
■2019年6月30日
板倉用水路建設の恩人に感謝
市原町には江戸時代にできた用水路があります。それを建設したのは板倉重矩という京都所司代。
毎年命日のこの日にお参りをしています。
【写真】 板倉重矩公