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恵光寺の宗旨は浄土宗西山禅林寺派で、阿弥陀さまのお慈悲を感謝し、その喜びを社会奉仕につないでいく、そういう「生き方」をめざすお寺です。
現代の悩み多き時代にあって、人々とともに生きるお寺をめざして活動しています。
一年の安寧を祈願する新春の大事な法要
■2018年1月3日
恵光寺修正会 温暖でありがたい修正会。たくさんの方にお参りいただきました。新しい一年、いろんなことがあるけれど、生かされているいのちをいきる、という大事なことをしっかり見据えて歩いていこう、と決意を奏上しました。中西玄禮永観堂ご法主の「新年のおことば」を拝読。そして最後に中西彦介総代のあいさつ。中西総代は「九条が危ない。さんがいちはらのや恵光寺の和尚さんは九条の会で活動してくれている。いま北朝鮮とアメリカの間が危ないが、日本も憲法を変える動きがある。私たちは戦争をしてはならない。戦争をすれば一般の人たちが大変な犠牲になります。そして軍備を持たず、日本は戦争なしでこの72年間来ました。いま、それが危ないのです。なんとか殺し合いのない社会を次代に残さねばなりません。そんなことを考えて今年はしっかりと考えて生きていかねばならない、と思っています。今年も皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。」とあいさつをされました。
【写真】おつとめの様子
■2018年1月6日
企画委員会 今年一年の全体計画を考えます 今年一年に予定されている恵光寺の事業、行事の確認の会議。ここで提案された内容をもとに役員会で事業を進めていきます。
【写真】企画委員会の様子
■2018年1月13日
写経と法話の会1月例会 一年の計は元旦にあり。今年一年の生きる心の柱を写経でいただこう、という初写経。「心を法本となす」ではじまる『法句経』の第1番を写しました。参加者は20名。この日のお茶菓子は鶴屋吉信さんの「はなびらもち」でした。
■2018年1月14日
■ この日は積雪20センチ。市原野の里は真っ白でした。
【写真】雪で白く染まる墓地
■2018年1月16日〜17日
災害ボランティアセンター設置訓練 恒例の新春に行われる中西ご法主の年頭の「お言葉説明会」から始まる。今回から真我も受講を始めた 翌日の17日の朝5時46分に合わせて阪神淡路大震災の慰霊勤行がおこなわれ、6434人の霊位を弔いました。
【写真】 布教講究所の講義風景
【写真】 震災勃発の時刻に合わせて追悼法要(永観堂大殿 1月17日)
■2018年1月20日
大寒の日 いちはらのの町をまわります 朝6時に恵光寺を出発して市原野のお寺やお宮さんを巡拝して町中の安寧を祈願する寒行。今年は4人のお坊さんが出仕しました。
【写真】 托鉢をするさんが・いちはらのの僧侶がた
■2018年1月21日
市原町の神宮寺(市原のお宮さんの境内、通称「みやでら」)で「大般若転読会」。新春の行事。市原町中の安全と五穀豊穣を祈って勤める法要
■2018年1月24日
浄土宗系のお坊さんたち250人が太秦から長岡京市の粟生・光明寺まで13キロメートルを念仏行脚 夕方5時に太秦西光寺さんに集まり、そこから13キロメートル先の粟生は光明寺まで念仏行脚法然上人の恩徳報謝念仏行脚。弾圧を受けた法然上人と当時の人々の悲しみと生きる希望を考えながら歩かせていただくのです。全体で250人位が参加します。真我も念仏を称えて行脚をしました。
【写真】 粟生光明寺の法然上人火葬荼毘の塚の前でご回向
■2018年2月7日~9日
震災現地で交流 恵光寺はぁとふるプロジェクトの一環として、副住職の真我が岩手県の大船渡市と陸前高田市を訪問しました。震災から7年経った今でも津波の傷跡は大きく、とくに陸前高田市はほとんど更地のような状態でした。酔仙酒造、八木澤商店、縁ある人たちを訪れましたが、みなさん本当にあたたかく迎えてくださいました。
【写真】 まだ更地のような状態の陸前高田
■2018年2月14日~15日
永観上人を慕って念仏を唱えました その昔、永観上人が念仏をと称えて阿弥陀さまのまわりをまわっておられたとき、阿弥陀さまが壇上から下りて永観上人にお声をかけられた、という奇瑞がもとになって行なわれているの法会。14日の夕方に集まり、聴聞や念仏作法を学びながら仮眠ののち、15日朝4時過ぎから念仏行道をします。道俗50名が集まり念仏を唱えました。どなたでも参加できます。
来年はあなたもどうぞ。
【写真右上】 行道会に参加した人たちといっしょにお念仏を唱和される中西ご法主
【写真上】 大きな声で念仏を唱えながら行道をする参会者
■2018年2月17日
永観堂で毎月第3土曜日のお説教 永観堂では毎月第3土曜日の午後2時から、みかえり月次説教を行っています。禅林寺派全国布教師会の主催です。今回は第30回目でした。お説教の最後には中西ご法主から直々に法話を聞かせて戴きました。この月次説教、どなたでも参加いただけます。詳しくは恵光寺までお問い合わせください。参加は無料です。
【写真】 お話をされる中西ご法主
■2018年3月8日
3月8日 京都新聞朝刊市民版に
市原野の五カ寺でつくる「さんが・いちはらの」主催の「絆灯会」。私ども市原野の地から東日本大震災被災者・被災地に想いを寄せ、ろうそくを「絆」の字形にして点灯して犠牲者への追悼と被災地の復興をねがうイベントが「住民協力」という見出しでかなり大きく紹介されました。
【写真】 3月10日「絆の灯 ともそう」と紹介された「絆灯会」の記事(京都新聞)
■2018年3月10日
第50期 (連続3回で1期) の第1回目
3月10日第2土曜日は「写経と法話の会」。いつものように『法句経(ほっくきょう)」』。今期は「第151番」と「第330番」の写経。春うららの日、己が人生をお釈迦さまのお言葉に照らして考えるときです。
終了後のお菓子は大津名物「三九良」と呼ばれる蓬餅(よもぎもち)【写真】でした。
■2018年3月10日
さんが・いちはらのの東日本大震災追悼法要は恵光寺本堂にて午後4時30分から開始されました。会場には地域の人など約40人が参列して震災で犠牲となられた方がたへの追悼のお念仏を唱え、現在も辛い思いをしておられる被災された方々の安穏を祈らせて戴きました。
被災地の現状を伝えるコーナーでは、恵光寺・岸野真我副住職が2月初旬に岩手県の酔仙酒造、八木澤商店を訪問し、震災直後の状況から事業再開までの経緯、復興半ばの現状などをインタビューされた映像のダイジェスト版が放映され、支援活動継続への思いを新たにしました。
【写真】 東日本大震災追悼法要の様子(恵光寺本堂)
■2018年3月10日
3月10日夕刻6時。さんが・いちはらのの 「忘れないぞ 東日本。思い出そう 東日本」をスローガンに「絆灯会(ばんとうえ)」開催。約120名の参加者があり、みなさんが点けた400本のろうそくの灯火で「絆」の文字をつくり、犠牲者への追悼と被災地の復興を祈念することができました。 今回の「絆灯会」では自治連をはじめ、地域の各種団体、会場提供の川島織物セルコン様、などたくさんの方々の応援をいただきました。まさに「絆(きずな)」はひとり東日本との間だけでなく、わが街において、隣りどうしの「絆」であるということ、そしてふだんの「絆」こそが最大の防災である、ということも学んだと思います。願わくば、来年もこのような「絆灯会」ができるといい、とも思っております。ありがとうございました。
(さんが・いちはらの)
【写真右上】 400本のろうそくの灯火で「絆」の文字が煌々と輝く
【写真上】 東日本に心を寄せて歌う風花さんの透きとおったヴォーカルと演奏はこころにしみいりました
■2018年3月18日
恵光寺の彼岸施餓鬼法要
春は彼岸の入りの3月18日、恵光寺のお施餓鬼法要)が勤められました。
前日の雨が残る、という予報でしたが、仏典のご加護で暖かい日となりました。みなさま、ようこそお参りでした。
【写真】施餓鬼法要の様子
■2018年3月20日
あのベトナム戦争の報道写真でピュリッツアー賞を受賞した沢田教一展
写真家・沢田教一展、すごかった。ベトナム戦争の報道写真でピュリッツアー賞を受賞し、カンボジアで取材中に銃撃され、34才で殉職した沢田教一さん(1936-1970)。戦争中の青森時代からのなじみで、写真家としての人生を見守り、愛し、いっしょに歩んだ気丈な姉さん女房・サタさん、いま92歳、その人のコメントや画像もちりばめながら、戦争がいかに悲惨であるか、それこそ銃砲や戦車、などを写さず、戦禍の人のいとなみ、子どもたちの表情を写しながら、訴えていく力には感服。
【写真】 会場入り口(京都高島屋)
【写真】 沢田教一さんがピュリッツアー賞を受賞した「安全への逃避」(1965年)
■2018年3月22日
中学校へ行ってまたまた大きくはばたけ! おめでとう!
3月22日、市原野小学校の卒業式が行われました。正しくは「卒業証書授与式」というのだそうです。そぼ降る雨の天気でしたが、6年生の50人を見ていると大きくなったなぁ、と頼もしく思いました。袴・着物姿の多いのにはびっくり。
卒業おめでとうございます!
【写真】 運動場に集まって集合写真を撮る卒業生たち
■2018年3月26日〜27日
本山・永観堂禅林寺でこの3月26~27日、一泊二日の少年少女宿泊研修会が開かれました。全国から66人の子どもが集まり、お寺での生活を体験しました。みんなたくさん新しい友だちをつくったことと思います。
【写真】 永観堂会館前広場でお弁当を食べる子どもたち
■2018年3月25日〜4月4日
外界と遮断されて11日間、修行に専念
本山・永観堂禅林寺で宗派の「加行」が行われています。期間は3月25日から4月4日までの11日間。「加行」とは浄土宗西山禅林寺派の教えと戒とを管長さまから直々に口伝で受け、宗派の僧侶となる重要な修行です。
修行は外界と遮断されて水行、勤行、礼拝、作務、伝書の書写を繰り返していきます。大変なつらい修行ですが、どうしてもこれは僧侶になるためにしなければならないことです。今年は7人が入行しています。
【写真】 水行をする加行生
■2018年3月31日
恵光寺境内の桜が満開
今年の桜は開花は早い、と言われていましたが、恵光寺境内の桜も3月29日には満開になりました。みなさんにも見て戴こう、とライトアップをしました。市原の電器店「でんきのひろせ」さんがLEDの電球を寄贈してくださいましたので節電ライトアップになります。ありがとうございました。
【写真】 ライトアップされた恵光寺の夜桜(3月31日夜)
■2018年4月7日
川島織物セルコンを会場に開催
洛北地域の自然環境、歴史ある伝統文化と人々の暮らしの調和をねがって活動する会。市原野自治連も恵光寺も参加しています。この日は桃の花を愛でながらの園遊会、ステージ、前庭に咲いている桃の花びらで作った染料をもとに自作染めコーナーもありました。
【写真右上】 集いの会場となった川島織物セルコン
【写真上】 桃の花を集めて作った染料で参加者が染めに挑戦
■2018年4月8日
おしゃかさまのおたんじょうをお祝いしました
恵光寺では数年ぶりに花まつりをしました。スクリーン紙芝居「おしゃかさま」を見たり、お釈迦さまのお話を聴いたりしました。お話の後はみんなでおしゃかさまに甘茶をかけて、お誕生をお祝いしました。地域の方がつくってくださった「桜もち」もおいしかったですね。
【写真右上】 白象の花御堂でお釈迦さまに甘茶をかける子どもたち
【写真上】 スクリーン紙芝居の浄圓
■2018年4月9日
1時32分島根大田市を震源地として震度5強の地震
あちこちで続く地震災害。島根は2000年に震度6強の地震(鳥取県西部地震)がありましたが、地震はあまりないという地域なのにまたまたの地震。いまやどこで大規模な地震が起こるかわかりません。今回は人的被害が少なかったのは幸いでした。これから行政の対応はもちろんですが、私どもも緊急時への心構えを持ち合わせたいものです。
【写真】 恵光寺掲示板にお見舞いの言葉をはりました(4月9日)
■2018年4月9日
市原野小学校で44人の新入児童が入学式
市原野小学校の入学式。今年は桜が早かったので毎年の入学式とはどこか雰囲気がちがいました。しかし、子どもたちは明日からの学校生活に希望いっぱいです。友だちをたくさんつくって元気いっぱい、けがのないように過ごしてほしいです。
【写真】 小学校入学式の日の校門
■2018年4月15日
会場は上高野の宝幢寺さん みごとな大法要でした
4ヵ寺の組寺が3年ごとに輪番で勤めている法然上人輪番法要、今回は上高野の宝幢寺さんで開催されました。恵光寺からも9人が参会。午前は雨の中での法要・お説教でしたが、午後には陽射しが戻り、稚児行列、お練り、大法要、と厳かに勤まりました。わが中西彦介総代さんが「今回の法要、ため息の出るすばらしい法要でした。次回は恵光寺です。今回の法要を見習って一生懸命勤めますから、みなさん、どうぞお参りにお越しください」とあいさつされました。宝幢寺のみなさま、立派な法要をありがとうございました。
【写真右】 善の綱を戴きながら法然上人のご回向をする宝幢寺ご住職
【写真上】 次期当番寺院の代表として挨拶をする中西彦介恵光寺総代
■2018年4月17日
今年は早い満開でした
2003年に菩提寺である恵光寺に献木された「市原虎の尾桜」(施主:中西明男氏)、豪華な花をたくさんつけました。例年より1週間早い満開になりました。この桜、今では日本のあちこちで見かけることができますが、もとはわが街・市原が原産地ということになっています。命名は真宗本願寺派の大谷光瑞ご門主(1876- 1948年)。
【写真】 恵光寺の虎の尾桜
■2018年4月17日
お寺と地域をテーマに全国から30人が名古屋のお寺に集まりました
仏教の精神に基づいて活動している国際協力ネットワーク「アーユス」開催の春合宿に恵光寺の真我副住職が参加。日本は高度経済成長の中で都会中心の考え方、生活が広がりましたが、実は脱成長の今、地域こそが注目されなければならない、とくに人と人とのつながりは地域性の中から生まれる、ということを学びました。
今回の合宿会場になった桜誓願寺さんの本堂の天井絵画はな子後夜条の一室の天井に使われていた絵画を移動したものだそうです。近年、建て替えがあり、新築の美しさと歴史の荘厳な差を感じるお寺でした。
【写真右上】 「地域」について参加者全員で考える
【写真右下】 櫻誓願寺さんの本堂
■2018年4月21日
私どもの生き方を反省しました
全国布教師会「みかえり月次説教」。今回は御忌前日ということで大殿で行なわよれました。今回は明石市の長寿院・靏岡龍應上人の「しあわせって何だろう」というお説教。健康やお金、地位があればしあわせか。そうではない、わが身がいま、ここにあることを喜ぶ、それがしあわせだ、とお話されました。
【写真】 永観堂大殿で説教を聴く人びと。説教師は明石市の長寿院・靏岡龍應上人
■2018年4月22日〜25日
浄土宗祖・法然上人の御忌会
毎年全国の浄土宗寺院で行われる「御忌会」。永観度本山は4月22日から25日まで行われ、初日は禅林婦人会総会もあり恵光寺婦人部からも参拝しました。
永観堂の中西管長は毎年、御忌大会の大導師を勤めと下さいましたが、この5月末日をもって退山されますので今回が最後のぎょきとなりました。
【写真】 御忌大会の様子。導師席は中西玄禮管長
■2018年5月19日
スクリーン紙芝居「蜘蛛の糸」の上演、本講は鈴木君代さんの「いのちの花を咲かせよう」。自分の小ささ、それを阿弥陀さまが抱き抱えて下さる、とギターの弾き語りを交えて説いていただきました。
【写真】 ギターを弾きながら「いのちの花を咲かせよう」とうたう鈴木さん(永観堂禅林寺)
■2018年5月21日
地域の子どもたちは地域で育てよう、という願いのもと、市原野のあらゆる団体が参加して行われている子育てネット会議。
子育てでの心配・問題は家族の中だけで解決しようとしてもムリ。となり近所、地域の人たちが受け皿になる、そんな付き合いがほしい、と。
【写真】 小グループに分かれて活発な話し合い(市原野会館)
■2018年5月25日〜27日
京都市下京区の安阿弥陀寺さんで五重相伝が勤まりました。勤行、礼拝、聴聞、行道、剃髪式、と厳しい作法を3日間続け、最後に西山流念仏の血脈を頂戴する、とても大きな儀式です。恵光寺の真我は出仕、伶は受者として血脈を授かりました。
【写真】 五重相伝会中の勤行でお勤めをされる中西玄禮ご法主と安阿弥寺杉本仁永ご住職
■2018年5月26日
市原野小学校の運動会は5月に行われます。新1年生は入学してすぐの運動会は練習で大変。でも運動会に向けてみんながいっしょになって練習することが早く学校生活に慣れる道かもしれません。
【写真】 玉入れをする市原野小学校の子どもたち
(市原野運動場)
■2018年5月26日
如山会(梅原如山師主宰)の先生級の人たち20名による能面展。題して『能の華 天神さんに集う』。会場は北野天満宮境内にある文道会館。
出展作品は80面で、20面は全員が同じ「小面」を出展、という大胆な企画。そしてあとの60面はすべて面の種類が異なる、というこれまた力の入った能面展でした。
【写真左】 如山会刀遊会能面展のポスター
【写真右】 北野天満宮の文道会館
■2018年5月28日
中西玄禮法主退山式。大殿で前日本仏教会事務総長、三山管長、浄宗会事務局長、そして宗派の宗議会議長など重役、そして檀家総代、法類、それに姫路市大覚寺檀信徒代表が集まり、厳修。最後は大殿向拝から永観堂幼稚園園児や多くの人たちが並ぶ庭儀行列のなか、錫杖を宗務総長に預けて退山されました
【写真】 たくさんの人に見送られて退山される中西玄禮法主(永観堂禅林寺大殿前)
■2018年5月30日〜31日
浄土宗西山禅林寺派全国布教師愛知大会。全国の役員を中心に三重県津市文化教育センターに集まりました。総会と講演会、一身田の高田は本山「専修寺」と曹洞宗の四天王寺を参拝しました。
今回の記念講演は「三河スーパー絵解き座(超宗派の仏教絵解き集団)座長の梛野明仁(なぎの・あきひと)師。「聖徳太子絵伝」の実演と解説は圧巻でした。
【写真】 「聖徳太子絵伝」の絵解きをされる梛野師(三重県津市文化教育センター)
■2018年6月3日
毎年行われてきた三鈷寺往生院跡の清掃。今回は、長年三鈷寺を調べてきた調査団による報告がありました。その報告によると、今まで往生院だと言われていた場所が実は本堂と書院だったのです。さらに、当時の三鈷寺の境内図も報告され、西山上人が生活しておられた、美しい三鈷寺の様子が目に浮かぶようでした。
【写真】 調査報告がされた現在の三鈷寺
■2018年6月6日〜8日
毎年行われる仏教伝道協会の「実践布教研究会」。今年は京都は知恩院さんで開催されました。いまの時代に人々の心に同よりそうか。みんなで研修しました。恵光寺から真我が参加
【写真】 グループワークをする参加者たち
(京都・知恩院・香雪電)
■2018年6月11日
市原野小学校では地域の歴史、文化を学ぶ「総合学習」というのをしていますが、その一環として3年生の子どもたちに恵光寺住職がお話しをました。お話のテーマは「昔の生活」。住職自身が小学校3年生だった時の生活の様子を、衣・食・住を通してお話しました。
【写真】 3年生の子どもたちにお話をする恵光寺住職(市原野小学校)
■2018年6月14日〜15日
本山では毎年この時期に、布教講究所の前期研修が行われます。西山禅林寺派の僧侶が集まり、お説法の技術や作法を学び、練習を積みます。恵光寺住職は毎年講師を務め、宗派の僧侶の育成に携わっています。今年は生徒として副住職の真我も参加し、布教実習では実演もしました。
【写真】 布教講究所でグループワークをする研修生(永観堂鶴寿台)
■2018年6月17日
この時期に行われる新緑コンサート。恵光寺はぁとふるprojectの一環で開催されました。
第1部は和楽器の福原演奏の箏を中心に組まれたプログラム。生田流箏の名手・福原佐和子さんの息をのむような美しい繊細な演奏に感動。圧巻は「羽衣伝説によるミニオペラ」。余呉湖に伝わる天女と里の男の伝承話をオペラにしたもので、美しいソプラノと男の哀れなバリトンのやり取りがとても懐かしく、演奏が箏、チェロ、バイオリンという組み合わせで、これがとてもよかった。第2部はポピュラーな曲のアンサンブルで楽しく、心ゆたかに聞かせていただきました。
【写真右上】 ミニオペラもありました
【写真上】 福岡県朝倉市の酒蔵「篠崎」の飲料を飲める試飲コーナー
■2018年6月18日
朝7時58分高槻市を震源とする地震発生。地震の規模はマグニチュード6.1。震源の深さが13kmと浅かったため大阪北部で最大震度6弱を観測。大阪ではあちこちで停電が発生。上水道管の破裂により道路や住宅街で水が噴き出し、断水や水の混濁も発生した。JRは新幹線、在来線が運転見合わせ。大手私鉄も運転中止するなどダイヤは一日中大幅に乱れた。高槻市では登校中の高槻市立寿栄小学校のプールサイドの壁が延長約40メートルにわたって倒壊し、4年生の女子児童が下敷きになり、亡くなりました。京都市も震度5強を記録しましたが、さいわい恵光寺や周りはこれということもなく、お墓も見て回りましたが、墓碑や塔婆立ての倒れなどはありませんでした。しかし余震、梅雨時の大雨による土砂崩れが予測され、引き続き心配です。
■2018年6月23日
旅行業社として日本に来る海外に人たちに、単なる観光ではなく、日本の建築、造形、芸術全般を通して日本人の心、文化を伝えるバイメル・スティーブンさんのお話。バイメルさんのお話は日本の文化の歴史、日本人作の生活品、とくに陶器の壺、茶碗についてそれらが日本人の「民芸の思想」に裏打ちされたすばらしいものである、と説明。おかゆもおいしかった。ただ今回は静林寺の注進で副菜がなく漬物だけだった。参加者は20名くらい。
【写真】 講話をするバイメル・スティーブンさん(恵光寺本堂)
■2018年6月29日
宗派の研修行事。お寺の奥さん、娘さんなど女性が、もし住職に何かあったとき、住職の代わりにお寺の法務ができるようになるための研修会。勤行、教学を勉強します。
毎年恵光寺の住職は講師で出ています。
■2018年6月30日
江戸時代はじめの頃までは市原の里では米は穫れませんでした。そこで灌漑用水路の建設が行われ、その建設を主導したのが京都所司代の板倉重矩さんだったのです。村の人たちはそれからというもの、その恩を感じて毎年ご命日にお参りをするのです。
【写真】板倉重矩公(愛知県西尾市蔵)