恵光寺 和尚の日記

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恵光寺の宗旨は浄土宗西山禅林寺派で、阿弥陀さまのお慈悲を感謝し、その喜びを社会奉仕につないでいく、そういう「生き方」をめざすお寺です。
現代の悩み多き時代にあって、人々とともに生きるお寺をめざして活動しています。

 

写経と法話の会

■2017年5月13日

この5月から第47期に入りました。一期は3か月3回で、この5月は第47期の第1回目でした。
写すお経は「法句経(ほっくきょう)」の163番と351番。今回の「法句経」第163番は
「よくないこと、わるいことは簡単にしてしまう。逆に、自分を正しくし、よいことをしようとするのはむつかしい」という意味のお経を書きました。
【写真】  『法句経』 書写中の参加者

伝教大師の母堂・妙徳法尼の1200年祭

■2017年5月14日

右京区山之内念仏寺さんで、伝教大師の母上・妙徳夫人の1200年祭に遇わせていただきました。小生お説教。
法要では比叡山の式衆5人による声明「百石讃嘆(ももじゃくさんだん)」(光明皇后作)が奉納され、母親の恩の偉大さを改めて感じました。
【写真】  念仏寺さんの法要の祭檀
中央に子どもを抱いた観音さまがまつられています

全国布教師大会

■2017年5月25日

永観堂本山で宗派の全国布教師会の大会が開かれました。今年の記念講演は小泉純一郎元総理を迎え『日本の歩むべき道』と題して反原発、自然再生エネルギーの拡大を訴えられました。原発はまさしく「トイレのないマンション」です。次代に禍根を残す原発は廃止の方向へみんなで仕向けていかねばなりません。日ごろ、いのちを大事にする、という思いの積み重なりがそうさせていくのだと思います。
永観堂禅林寺でこのような講演会ができたことについて小泉さんは「仏教は自然を大切にする。その心は原発ゼロに通じる。仏教者が立ち上がれば影響力は大きい」と期待を示しました。

 

 

【写真右上】 小泉純一郎 元総理
【写真上】 聞き入る大勢の方々

市原野小学校運動会。好天に恵まれサイコー

■2017年5月27日

永観堂本山で毎年行われる大法要御忌。第一日目は禅林婦人会総会も開催され、恵光寺から6名が参拝しました。

 

恵光寺第1回落語会

■2017年5月27日

「忘れないぞ震災プロジェクト2018」の一環として、落語会を開催しました。ゲストは、芳子坊守の「偲ぶ会」でコーディネーターを勤めてくださった桂七福さん。今回は落語を2席と、住職を含めるトークをしてくださいました。熊本支援として、熊本の飲み物を販売したり、被災寺院・蓮台寺さんの坊守・浅野公江さんの詩集をお配りしたりしました。60名ほどの方がご参加くださり、賑やかな落語会になりました。お越し頂いたみなさま、ありがとうございました。

 

お祖師さまご遺跡の清掃奉仕

■2017年5月28日

毎年、永観堂京都府宗務支所が主催して、京都は西山の三鈷寺往生院跡へ清掃奉仕に行きます。ここは、我々の派祖・西山上人が草庵を結ばれた場所です。今年は真我が参加しました。毎年より参加者が多く、50名ほどの寺族・檀家さんが来られました。回数を重ねるにつれ、西山上人がおいでになった場所が少しずつきれいによみがえってきます。

 

市原野子育てネットお祖師さまご遺跡の清掃奉仕

■2017年6月4日

市原野子育てネットのイベント。ふるさとウォークの4回目で、市原野のお寺、宮さんを回ろう、という企画。市原野児童館に集まった子ども、親子、大人のみなさん、50人近くが、静林寺、恵光寺、大念寺、厳島神社、野中の龍田神社を回りました。市原野にはとてもいい宗教や生活文化がある、と好評でした。お世話して下さったスタッフの方々、お疲れさまでした。

【写真】 ウォークに出発(市原野児童館)

 

連続して本山永観堂でいくつかの講習会

■2017年6月

この六月は本山宗務所開講の講習会が集中する月です。「法式講究所」「布教講究所」「夏安居」「教師補講習会」など、いずれも一泊二日なので続くと大変。でも受講者は皆さんお寺活動を広げるための研修ですから一所懸命です。

【写真】 布教講究所でのワークショップ

 

恵光寺の月例「写経と法話の会」6月

■2017年6月10日

今年の梅雨は雨が降りません。毎日が真夏のようになってきて、この日も暑かったです。それでも皆さん集まっていただきありがたいことです。毎回欠かさず来られる方がたくさんおられます。
また初めての方も大歓迎です。いつもお待ちしています。

【写真】 写経と法話の会 写経中のみなさん

 

福島から大津市避難の青田恵子さんの展覧会

■2017年6月22日

東京電力福島第1原発事故で相馬市から大津市に避難中の布絵作家、青田恵子さんの作品展に行ってきました。布絵という柔らかい素材で故郷を再現し、片方では力強い書で故郷を追われるということはどういうことか、を訴えておられました。大事なことを教えてくれる作品ばかりです。

【写真右】青田さんご夫婦といっしょに
【写真上】青田恵子さんの作品

粟生光明寺で西山三派中央講習会

■2017年6月24日

毎年この時期に行われる二泊三日の西山三派中央講習会です。浄土宗は西山の三宗派(西山浄土宗、浄土宗西山禅林寺派宗、浄土宗西山深草派)が合同で行うもので、今年は小生も1講座持ちました。会場は西山浄土宗の京都西山短大でした。

【写真右】粟生の光明寺総門
【写真上】講義の教室

市原の神宮寺で「板倉忌」

■2017年6月30日

市原の神宮寺で「板倉忌」
毎年この日は「板倉内膳守(いたくらないぜんのかみ)」の命日で「板倉忌」が勤まります。江戸時代はじめの頃までは市原の里では米は穫れませんでした。そこで灌漑用水路の建設が行われ、その建設を主導したのが京都所司代の板倉重矩(いたくらしげのり)さんだったのです。村の人たちはそれからというもの、その恩を感じて毎年ご命日にお参りをするのです。

【写真右】宮寺の本尊阿弥陀仏の前に祀られている板倉重矩公のお位牌 
【写真上】法要後、お説教の入江康隆静林寺ご住職

「たなばたまつり」 会場:恵光寺

■2017年7月1日(土) 午後1時30分〜

震災プロジェクト 被災して避難している子どもたちのことをかんがえました 

小雨の中でしたが、13時30分、市原野児童館を中心に地域の子どもたちが集合。今回は福島から関西に避難している家族の会のお母さんお二人にお話しをしていただきました。被災して友だちと別れ、ふるさとを離れる子どもたちのつらさ、そして今、関西で避難している子どもたちの様子を聞かせていただきました。参加した市原野の子どもたちもいろんなことを考えたのではないか、と思います。
このイベントでは笹飾りにねがいを書いたり、スクリーン紙芝居を見たり、最後には流しそうめんイベントがあり、にぎわいました。

【写真左】 たなばたまつりに集まった子どもたち(恵光寺本堂前)
【写真中】 お話をしてくださる大阪に避難しているお母さん・森松明希子さん
【写真右】 流しそうめんを楽しむ子どもたち

恵光寺「写経と法話の会」  恵光寺本堂

■2017年7月8日(土) 午後2時〜

第47期 (2017年5月~7月)の最終回


恵光寺の写経会では「法句経(ほっくきょう)」を書いています。今回は第47期(2017年5月~7月)の最終回。暑い中、お越しになった方、お疲れさまでした。
8月はお盆月でお休みです。9月にまた、お誘いあわせの上、お越し下さい。
冥加料 500円  持ち物 数珠

【写真】写経が終わってお茶の時間

今のシニアの生き方は

■2017年7月10日(月) 

女性会の方々にお話しをしました


岩倉女性会の定例総会で講演。私どもシニア世代は、その昔、戦後の高度経済成長がすべてと、ひた走りに走ってきました。その結果、いまの無縁社会や格差社会、家族崩壊などを招来しました。私どもシニア世代は、若い人たちに「申し訳ない」と懺悔するところから私たちは若い人といっしょに生活する姿勢ができるのではないか、とお話をしました。

【写真】女性会の講演の様子

第26回永観堂みかえり月次説教

■2017年7月15日(土) 午後2時〜3時30分

『あなたのシアワセは何ですか』


毎月第3土曜日午後に永観堂会館で行われるみかえり月並説教。
今回7月は愛知県一宮市常福寺副住職の秋田雄源師。私たちが考えるシアワセはお金であったり、健康であったりすること、と思いがちです。でも、それではお金がなかったら、健康でなかったらシアワセではない、ということになります。本当のシアワセはほとけさまに見まもられていることを知ることですし、ほとけさまに私の心をお任せすることです、とお話になりました。ことばづかいが丁寧ですがすがしかったです。

【写真】お話をする秋田雄源師

昔の生活ってこんなのでした

■2017年7月18日(火)

市原野小学校で3年生と6年生におはなしをしました


毎年の市原野小学校の総合学習の1コマ。小学3年生と6年生の子どもたちに、戦後の市原野でのふだんの生活についてお話をしました。子どもたちも手伝いをし、家族がみんなで力を合わせて日暮らしをしていたこと、衣・食・住についてお話ししました。ものが十分でなかった分、みんなそれなりに力を合わせ創意工夫をして生活していたことも伝えました。

【写真】 市原野小学校で3年生の総合学習として市原野の昔の話をする住職

さんが・いちはらの納涼講座 会場:恵光寺

■2017年7月22日(土) 午前7時

今回は国文学者者の真下美弥子先生(立教女学院短大教授)のお話を聞かせて戴きました。出自のはっきりしない小野小町ではあったが、歌人としての才能や歌の中身から美女のイメージが作られた。その美女が、老いさらばえていく世の無常観とも重なって、のちに和歌、俳句、とくに能の作品で有名になっていったと、とても分かりやすく話してくださいました。いいお話で、市原野の里にまたまた愛着がわきました。
 朝7時「さんが・いちはらの」のお坊さんがたによるおつとめで始まり、恵光寺の住職が、講話としてお施餓鬼のおはなしをさせていただきました。最後は恒例の朝がゆを召し上がっていただきました。
夏の朝、こころさわやかな時間を過ごすことができました。

【写真左】 講演をしてくださった真下美弥子先生
【写真中】 朝の勤行で始まる納涼講座。さんがいちはらののお坊さんが出仕
【写真右】 納涼講座に参加した方々

本山で 緑蔭法話

■2017年8月1日~3日

お話 中西玄禮永観堂ご法主


夏の風物詩である永観堂の「緑蔭法話」。3日間、ご法主お一人が連続講話をされる、という珍しいスタイルの暁天講座です。会場も境内の放生池畔で行われ、自然いっぱいの中でお話を聞かせていただきます。
今年は「六波羅蜜に学ぶ」と題しいて日常の仏教的生活についてやさしく、また奥深くお話しになりました。

【写真】  緑蔭法話で3日連続でお話になる中西ご法主 (8月1-3日/永観堂境内放生池の畔)

比叡山宗教サミット

■2017年8月3日~4日

世界を覆いつつある「排除と孤立」ではなく「相互理解と連帯」を


比叡山宗教サミット30周年記念「世界宗教者平和の祈りの集い」がおこなわれ、世界の宗教指導者が集まり平和の祈りをささげました。
このサミットの名誉議長である森川宏映天台座主は「日本国憲法前文にある「理想」に向けて努力することが団結と連帯を強めるとし、世界を覆いつつある「排除と孤立」ではなく「相互理解と連帯」こそが人類に平和と繁栄をもたらす」と述べました。

【写真】 世界の宗教指導者が集まり平和の祈りをささげました(8月4日/大津市比叡山延暦寺)

午前8時 さんが・いちはらの の「ヒロシマ平和の鐘」

■2017年8月6日

核兵器禁止条約が批准された記念の年の鐘つき


原爆の火をつけたランプを使っての追悼鐘つき。鐘つきの後、本堂で犠牲者の追悼法要。法要に先だって九P合唱団が心あたたまる合掌を奉納されました。講話では国連で悲願であった「核兵器禁止条約」が批准されたこと、比叡山で行われた世界宗教サミットで発信された戦争のない世界を、という願いを紹介しました。

【写真】 「ヒロシマ平和の鐘」をつく人々

恵光寺のお盆墓参りの日 午前5時~ 午前中

■2017年8月7日

恵光寺墓参り日。昨夜来の台風5号の影響で雨が強く、この日は半分くらいがお参りに来られませんでした。こんなとしもあるのですね。しかし。今回の台風、久多、大原、八瀬、修学院に避難指示が出ましたので緊張しました。市原野小学校でも自主的に体育館を避難所にしまし、幸い避難された方はありませんでした。

お盆 棚 経

■2017年8月9日〜14日

檀信徒のみなさまのお家に寄せていただき精霊棚(しょうらいだな)の前でお盆のお経をあげます。棚の前で上げるから「棚経」といいます。
年に一度、ご先祖さまに帰ってきていただき、食べ物や飲み物をお給仕し、お話ができる大事な時間。16日には本国にまた帰って行ってもらいます。16日の因るのは京都では五山に火がともり送り火もクライマックスになります。

【写真】 精霊棚のお供物

お盆 施餓鬼法要

■2017年8月15日

ことしのお盆お施餓鬼は家族連れが多く人数は多くなったみたいです。たくさんの方にお参りいただき、ありがたいことです。ゆっくりしていただけるようカフェスペースも用意しましたが、いかがでしたか。

【写真】 盆施餓鬼の様子 (恵光寺本堂)

新精霊送り ハモハ踊り

■2017年8月16日

市原の在所で、この一年に亡くなった方々の新盆参り。百万遍数珠繰りをして新精霊さんを極楽浄土にお送りする法要です(導師は静林寺さんと恵光寺とでしますが、会場は恵光寺でした)。
百万遍念仏が終われば会場を川島織物セルコン前広場に移し、ハモハ踊りが奉納されました。

恵光寺婦人部 地蔵盆

■2017年8月23日

恵光寺婦人部では、毎年この日の夕方が地蔵堂のお参り日。石仏さまをお参りし、地蔵堂で百万遍数珠繰りをしてお斎をいっしょにいただきます。今年はコニベートさんのスクリーン紙芝居「蜘蛛の糸」が上映され、お楽しみくじ引きもありましたよ。

【写真】  地蔵堂での百万遍念仏数珠回し(恵光寺地蔵堂)

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