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恵光寺の宗旨は浄土宗西山禅林寺派で、阿弥陀さまのお慈悲を感謝し、その喜びを社会奉仕につないでいく、そういう「生き方」をめざすお寺です。
現代の悩み多き時代にあって、人々とともに生きるお寺をめざして活動しています。
■2011年4月5日
東日本大震災義捐金を京都新聞社会事業団に委託
恵光寺は檀信徒一同の名で東日本大震災への義捐金100万円を京都新聞社会事業団に委託しました。また浄土宗西山禅林寺派の救援義捐金として50万円を依託しました。
■2011年4月7日
恵光寺坊守の三七日法要
檀家の役員・スタッフの方々に集まっていただき芳子坊守の三七日逮夜法要を勤めました。
写真右:三七日の導師をしてくださった専修寺の住職
■2011年4月10日
満開だった恵光寺の桜が散り出しました
今年の桜は遅かったのですが、4月の8日頃がピークでした。鐘撞き堂あたりの桜にライトアップをしてその美しさを堪能しました。 10日あたりになると花びらがチルだし、掃除に追われました。 「散る桜 残る桜も 散る桜」という良寛さんの歌がまた耳に響いてきました。
写真右:ライトアップの中の恵光寺鐘楼
写真上:桜の花びらを集める住職
■東日本大震災義捐金
東日本大震災・津波、それに原発事故に被災された方に対し、心よりお見舞申しあげます。被災された方の心の傷の深さを大事にし、私どもも復興とは何か、を課題に心を注ぎたく存じます。 恵光寺
京都新聞社会事業団に100万円
4月5日、恵光寺は岸野芳子坊守の葬儀式お香奠100万円を恵光寺檀信徒一同の名で東日本大震災義捐金として京都新聞社会事業団に委託しました。
永観堂本山に 50万円
4月6日、本山永観堂の『浄土宗西山禅林寺派大震災対策本部』に、恵光寺として50万円を浄財納入いたしました。
「さんが・いちはらの」がアーユス仏教国際ネットワークに 208,637円
6月12日、「さんが・いちはらの(静林寺・補陀洛寺・恵光寺・大念寺・専称寺/事務所:恵光寺内)」はアーユス仏教国際ネットワークに208,637円を送りました。このお金は「さんがいちはらの」が寒中に行いました托鉢と震災後、とくに彼岸中に行いました募金活動の総合計分です。
【写真】 アーユス仏教国際ネットワークから〈さんが・いちはらの〉に発行された
義捐金募金御礼の証
恵光寺大震災チャリティーコンサートで10万円
5月29日の恵光寺東日本大震災チャリティーコンサートの参加費、出演者の募金合計10万円を京都新聞社会事業団に委託しました。
■2011年4月24日~5月1日
永観堂禅林寺/法然上人800回大遠忌厳修
「法然上人800回大遠忌」はご祥当の今年、永観堂本山で4月24日から5月1日まで行われました。今般は、《法然上人と今、すべてのいのち》をテーマに東日本大震災で被災された方々にも思いを寄せる法要も毎回営まれました。
恵光寺の団体参拝は5月1日午前の部で35人が参拝しました。800年前の困難な法然上人の時代と、今の本来の人間らしい生活が脅かされている時代との酷似に、あらためて念仏の意義を感じた法要となりました。
【写真右上】 導師として法要に臨まれる中西玄禮猊下
【写真上】 5月1日の大殿説教を勤める亮淳上人
【写真右下】 恵光寺からの団体参拝者
■2011年5月14日
北海道岩見沢市仏教連合会で記念講演
北海道の岩見沢市仏教連合会では毎年5月に花祭りを行い、午前にはお釈迦さまの誕生仏を載せた白象を先頭に、高校生のブラスバンド、かわいらしいお稚児さんのお練り、午後は記念講演会があります。
今年は岩見沢市の法然寺・渡辺晋道上人のご縁で小生が講演会でお話をさせていただきました。地域あげて仏さまの教えを伝えよう、とするお坊さん方の情熱にふれることができました。
【写真右上】 花祭りのお練り(JR岩見沢駅前)
【写真上】 岩見沢市仏教連合会の記念講演会でお話をする恵光寺住職
■2011年5月20日
恵光寺坊守を偲ぶ会 開催
恵光寺檀家企画委員会、婦人部、地域社協ボランティア、コーラスの方々が発起人となって、「恵光寺坊守 岸野芳子さんを偲ぶ」会が宝ヶ池プリンスホテルで開催され、180人のかたがたが集まりました。
冒頭にコンパクトな法要が勤められ、永観堂の中西玄禮ご法主を導師と仰ぎ、芳子坊守が所属していた合唱団による音楽法要の中、孫の二人がステージ上の位牌と遺影に献花をしました。そのあと中西ご法主が心に染み入る法話をしていただきました。
その中で「芳子さんは享年62歳。花に譬えれば白い芙蓉のような女性で、多くの人に、忘れられない思い出を一杯残して、浄土の人となられました」とお話し下さいました。
中西ご法主のホームページ「永観堂だより」に、この「偲ぶ会」について載せて下さっています。
■2011年5月29日
恵光寺東日本大震災支援チャリティーコンサート
毎年5月に恵光寺新緑ミニコンサートを開催していますが、今年は(財)神戸市室内合奏団合の応援の下、同合奏団ソリストと合唱団ソリスト(関西二期会歌手)、そして地元合唱団「ラ・コール」のみなさんによる日本大震災チャリティーコンサートを開催しました。台風なみの大雨の中でしたが、80人の方々で本堂が一杯になりました。前半は弦楽合奏でバッハやモーツァルトの有名な曲が披露され、地元合唱団も加わってビバルディの「春」も楽しく演奏されました。後半はモーツァルトの歌劇のオンパレード。ソプラノとバリトンのソリストの表情豊かな、心わくわくするすばらしい演奏で、聴衆は音楽のゆたかさを堪能しました。
当日の参加費、出演者の募金合計10万円を京都新聞社会事業団に委託しました。
■2011年6月7日
民生児童委員講演会
左京区民生児童委員全体研修会が行われ東樹園セルフサポートセンターの龍尾和幸先生がご自身、障がい者としての半生を振り返りながら、子どもを育てるときの人としての心構えをとてもゆたかにお話しくださいました。先生の「人を育てるとき、待つことは最大の積極性」ということばは心に残りました。
【写真右上】 座っておられるのが瑠尾先生。小生が司会をしました (6月7日、左京区総合庁舎大会議室)
【写真左下】 先生のお話を聴く左京区の民生児童委員の面々
■2011年6月10日
神宮寺で板倉忌
市原の井出(灌漑用水路)を建設した板倉重矩(いたくら しげのり/1617~1673.5.29/江戸時代の大名、老中、京都所司代)の忌日法要。まいとし市原の尼講中の方々が、板倉さんへのご恩を忘れまい、と神宮寺で報恩の法要を勤めておられます。市原野の中を走っている小さな川がその用水路ですが、この頃は川に蓋がされて暗渠になってしまって、その存在さえも忘れられがち。見えない大事なものに手をあわせることをもっと広げたいですね。
【写真】 板倉さんを偲んで数珠繰りをする市原の尼講中(6月10日 神宮寺)
■2011年6月17日~18日
ふたたび北海道の寺院に
先月5月に北海道の岩見沢市に寄せていただきましたが、そのときのご縁で再び美唄市、三笠市などのお寺の法話会に寄せていただきました。 梅雨のない北海道の、さわやかな緑のそよ風が吹きわたる絶好の気候でした。
【写真】本州にはない開放的な雰囲気の北海道のお寺(三笠市の善導寺さん)
■2011年6月19日
東日本大震災百ヶ日
6月19日は震災百ヶ日でした。被災者、避難者の方々の心身堅固と世間の安穏を祈念いたしました。
■2011年6月25日
恵光寺・岸野芳子坊守百ヶ日と納骨の法要
3月19日に往生いたしました恵光寺・岸野芳子坊守の百ヶ日と納骨法要が行われました。お骨は境内の中にあります寺族墓に納められました。檀家総代・世話方、親戚の方が集まりました。法要の導師は専修寺住職・岸野亮哲師。
【写真右上】百ヶ日法要(6月25日)。導師は専修寺ご住職
【写真左下】新しいお墓に納骨(恵光寺境内)