恵光寺は浄土宗のお寺です。

「南無阿弥陀仏」を申して阿弥陀さまのお慈悲を感謝し、その喜びを社会奉仕につないでいく、そういう「生き方」をめざして活動するお寺です。

恵光寺の沿革

  • 恵光寺正面外観夕景

恵光寺は、京都は洛北の山裾(やますそ)・市原にあります。市原は源義経が幼少時代に過ごした鞍馬山、あるいは大原行幸で有名な静原や大原の手前にある里です。

今から1050年ほど前の平安時代に、智空慶寿法尼(ちくうけいじゅほうに)という尼僧さまが市原の里に草庵を開いたのがはじまりで、開山上人の名前をとって「慶寿庵(けいじゅいあん)」と名づけられました。小さな村の庵(いおり)ことでしたので、この庵(いおり)にお坊さんや尼さんが住んだりすまなかったりできましたが、天正年間(安土桃山時代、16世紀後半)に光空明道(こうくうみょうどう)上人がこの寺を中興した、と記録にあります。

一方、江戸時代・元禄年間に(17世紀末)京極・西林寺の第4世空覚上人(くうかくしょうにん)がこの市原に隠居をして再興したお寺が恵光寺です。空覚上人は当時の念仏西山派の学僧で市原に隠居をしてなお向学の志厚く、多くの書籍を著しておられます。

明治になって「慶寿庵」と「恵光寺」とが合併して新たな「恵光寺(えこうじ)」として再スタートしました。歴代、この慶寿庵にしても西林寺にしても浄土宗西山派のお坊さんや尼さんが住持(じゅうじ=住職)となり、浄土宗西山禅林寺派(じょうどしゅうせいざんぜんりんじは)のお寺です。
本山は京都洛東の永観堂禅林寺(ぜんりんじ)です。

 

浄土宗西山禅林寺派 慈雲山 恵光寺
〒601-1123 京都市左京区静市市原町1142
TEL 075-741-2627 FAX 075-741-1570

■年表をクリックして頂くと、拡大します。

  • 年表
恵光寺正面外観

私たちの宗旨(しゅうし)

一、私たちは、阿弥陀仏に帰依し、そのお慈悲を深く信じ、悦びのお念仏を称えましょう。

一、私たちは、仏のみ教えをうけて、くらしの中に生かし、人々と和合し、社会の浄化につとめましょう。

 

宗派の骨格

宗 派 浄土宗西山禅林寺派 (じょうどしゅうせいざんぜんりんじは)

本 山  永観堂禅林寺

宗 祖  法然上人

派 祖  西山上人

本 尊  阿弥陀仏

称 名  南無阿弥陀仏

経 典  浄土三部経 (仏説無量寿経、仏説観無量寿経、仏説阿弥陀経)

恵光寺和尚の法話
法然上人について
  • 恵光寺 お地蔵様

お地蔵様

石仏愛好家の方や鞍馬などへ散策される方、是非お立ち寄りください。

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恵光寺安産地蔵尊

安産地蔵尊

赤ちゃんのお生まれになるお家の方、お地蔵様にお参りください。

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