恵光寺 和尚の日記

徒然記2009/9~12 徒然記2010/1~3 徒然記2010/4~6 徒然記2010/7~9 徒然記2010/10~12 徒然記2011/1~3 徒然記2011/4~6 
徒然記2011/7~9 徒然記2011/10~12 徒然記2012/1~3 徒然記2012/4~6 徒然記2012/7~9 徒然記2012/10〜12 徒然記2013/1~3
徒然記2013/4~6 徒然記2013/7~9 徒然記2013/10~12 徒然記2014/1〜4 徒然記2014/5〜8 徒然記2014/9〜12 徒然記2015/1〜4
徒然記2015/5〜8 徒然記2015/9〜12  徒然記2016/1〜3  徒然記2016/5〜8  徒然記2016/9〜12 徒然記2017/1〜4 徒然記2017/5〜8
徒然記2017/9〜12  徒然記2018/1〜6 徒然記2018/7〜12 徒然記2019/1〜6 徒然記2019/7〜12 徒然記2020/1~6 徒然記2020/7〜12
徒然記2021/1〜6 徒然記2021/7〜12 徒然記2022/1〜6 徒然記2022/7〜12  徒然記2023/1〜6 徒然記2023/7〜12 徒然記2024/1〜6

 

恵光寺の宗旨は浄土宗西山禅林寺派で、阿弥陀さまのお慈悲を感謝し、その喜びを社会奉仕につないでいく、そういう「生き方」をめざすお寺です。
現代の悩み多き時代にあって、人々とともに生きるお寺をめざして活動しています。

 

■2013年12月31日

恵光寺除夜の鐘

年末大晦日の恵光寺の鐘つきに参拝した人は200人を超えました。市原の里に年越し、除夜の鐘の音が200を超えて響いたことになります。とくに若い人が多かったようです。

今回は初めて「一年の反省・新しい年への希望」を書いてもらいました。書くのは恵光寺特製の短冊型のものですが、たくさんの人が書いてくださいました。カードは1月15日にお焚き上げをしました。みんなの反省や願いは仏天に届きましたよ。

【写真右上】 甘茶の接待を受ける人々
【写真上段】 鐘撞き堂で順番に鐘を撞く人々
【写真下段】 「一年の反省・新しい年への希望」を書く参拝者

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■2014年1月2日

恵光寺修正会

檀信徒のみなさまが菩提寺・恵光寺に集まって、自分を反省しながら、みほとけさまに新年への希望を申し開く法会。
今年は成長戦略、消費税アップ、格差社会、原発再稼働など、大変な1年になるでしょうが、基本は自分に忠実に生き、相手を大事にしておたがい、ささえあう暮らしがいちばんです。世間の安穏と世界の平和を祈念いたしました。40人ほどの参詣者でした。

【写真】 荘厳が整って、修正会の法会を待つ恵光寺本堂

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■2014年1月7日

左京区新春文化の集い

毎年この時期に左京総合庁舎を会場として、左京区の各地域から関係者が集まり、「新春文化のつどい」を開催、全区地元の伝統芸能、華道、などを鑑賞しながら新年の互礼をします。


【写真右】 参会した左京区の人びと(左京総合庁舎)
【写真上】 ステージにひときわ大きく生けられたお花。未生流笹岡の笹岡隆甫家元の作品

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■2014年1月10日

雪が降りました。恵光寺は15センチほど

新年はじめての雪が降りました。雪を戴いた恵光寺の鐘撞き堂が朝の陽光に照らされ、美しかったです。

【写真】 雪を載せた鐘撞き堂

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■2014年1月11日

京都みすゞ会事務局会と定例輪読会

京都みすゞ会は隔月に事務局会と定例輪読会を寺務所である四条大宮の休務寺さんで開催しています。今回は、年に2回制作の「ニュースレター」発送などをしこれからの計画を確認しました。

【写真】 「京都みすゞ会ニュース」第2号(年2回発行)

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■2014年1月12日

恵光寺「写経と法話の会」 1月例会

毎月の「写経と法話の会」ですが、やはり新年はじめては「初会」で気合が入ります。このところ、お正月の初写経のお茶菓子は「花びら餅」が定番になっています。
今年もみなさん、写経にお越しください。新しい方、大歓迎です。

 

 

【写写真】「初写経」のようす。外は雪がまだ残っているのです。

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■2014年1月16日

本山布教講究所・お言葉説明会

お正月の本山はこれまた忙しいのです。その中のひとつに「おことば説明会」というのがあります。ご法主猊下の年頭のお言葉を一般寺院みんなが新しい一年の布教指針として戴く作法です。(今年の「お言葉」は恵光寺の場合、修正会でみなさんといっしょ味わわせていただき、「恵光寺だより」にも載せています。)
そのあと、引き続いて布教講究所が開講され、一泊二日の研修を行いました。

【写真右上】 「お言葉説明会」に参加するお坊さん方(1月16日/永観堂)
【写真上】 布教講究所での研修風景
【写真右】 研修日の2日目は1月17日の阪神淡路大震災の正当忌。地震勃発の時刻に合わせて回向を行います。導師は中西玄禮ご法主(1月17日朝5時46分の写真/永観堂御影堂)

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■2014年1月20日

さんがいちはらのの寒中托鉢

「さんがいちはらの」のお坊さんは大寒の日の朝、市原野の街を寒中托鉢に回ります。ご浄財は東北支援などに使わせていただいてます。

【写真】 恵光寺を出発するさんがいちはらののメンバー。10日の雪がまだ残っています。(1月20日午前6時)

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■2014年1月23日

市原野社会福祉協議会新年会

市原野社協の新年会。地域の各種団体の役員が一堂に会します。ボランティアもいっしょに参加。文字通り新しい年への抱負を語りあいながら交流をします。会場は市原寮の好意で「花友じゅらくだいデイサービス」のレストランホールを使わせてもらいました。そこの管理栄養士さんの食に対する姿勢を聞かせてもらいながら、「街づくり」をキーワードに大いに盛り上がりました。

【写真】社協25周年の感慨も話題にしながら新年懇親会
(上京区中立売智慧光院にある花友じゅらくだいデイサービス)

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■2014年1月24日・25日

24日 法然上人御忌お逮夜、25日ご正当御忌

1月25日は法然上人がお亡くなりになった御忌。今年は803回忌です。全国の本山級のお寺では毎年の「御忌」を勤めるのに、この1月ではお参りがしにくいのでふつう、4月に行います。
しかし、京都では浄土門、とくに若いお坊さんたちが24日の前日逮夜に、太秦の西光寺から長岡京市の粟生・光明寺まで念仏を称えながら行脚をします。これは今や京都の冬の風物詩になっています。
法然上人の念仏は上人ご在世のときから朝廷や旧体制寺院から弾圧を受けましたが、上人がなくなられて15年目、またまたご遺骸の破棄をねらった弾圧が始まります。そこで念仏門の人びとは見つからないように、と法然上人の遺骸を掘り出して、太秦の西光寺、二尊院に移送し、最終的には翌年の1月24日、粟生の光明寺で火葬にして上人17回忌を勤めました。
その弾圧をわが問題としていかねばならない、という青年僧侶の思いがこの念仏行脚にはあるのです。

【写真右上】 阿弥陀信仰を大きくした絵像(国宝の永観堂「山越の弥陀三尊」図)
【写真上】 長岡京市・粟生の光明寺境内にある法然上人火葬跡の聖地

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■2014年1月25日

藤田慶治さんのお嬢さん・沙織さんの結婚披露宴に出席

恵光寺檀家の藤田慶治さん(恵光寺の企画委員)のお嬢さん・沙織さんの結婚披露宴に参加しました。かわいらしいお似合いの夫婦です。新郎の青野泰祐さんは恵光寺の心のツアーなどでお世話になっている旅行代理店の人です。この人たちは結納式を恵光寺でされましたから、とても仏縁の深い結婚式となりました。

【写真】新しい泰祐さん・沙織さんカップルを真ん中に両家のご両親がた

 

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■2014年2月2日

あんり、えりな家族と節分豆まき

神戸から長女・あんり母娘、えりなの家族が日曜日なので来寺。夜、真我たちが鬼になって豆まきをしました。
【写真】豆をまくために外に出た孫たち

 

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■2014年2月8日

写経と法話の会2月例会(午後2時~)

恵光寺写経《35》の最終回。法句経第25、306の二つを写経。
306番のお経の中身は「ウソをついておきながら、なお、ウソなんかついていない、と言うにおよんではウソを2回ついたことになり、いよいよ、真実より離れていくのだ」という内容。身につまされます。

 

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■2014年2月11日

静市九条の会のコンサート

静市九条の会は発足9年。これを記念してコンサートが行われました。お箏や詩吟、テノール独唱、コーラスなど盛りだくさん。地球上から戦争のないことを祈ってのコンサートです。

【写真右】コンサートでのお琴の演奏
【写真上】力の入ったコーラスの演奏

 

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■2014年2月9日

香泉寺においてご本山前法主・小木曽善龍猊下の三回忌法要

一昨年の2月にご遷化されました永観堂第89世の小木曽善龍上人台下の三回忌法要がご自坊・吉祥院の香泉寺(現住:小木曽明泉師) さんで勤まりました。

 

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■2014年2月14日

永観堂本山「みかえり念仏行道会」

永観堂本山で「みかえり念仏行道会(ねんぶつぎょうどうえ)」が夕6時から翌朝8時まで行われました。
いまから約900年前の2月15日の払暁、永観さまが本堂において念仏を称えて阿弥陀さまの須弥壇をぐるぐる回っておられると、いつのまにか阿弥陀さまが壇上から降りてこられ、永観さまをふりかえられた、という故事に基づいて行われている行事です。
多くの方が念仏を称え続けるという、過酷なお勤めですが、終わると実に気持ちがすっきりいたします。

【写真右上】念仏行道会を始めるときのお勤め
【写真上】念仏を称えながら、このようにぐるぐると歩き続けるのです

 

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■2014年2月16日

京都マラソンに国を超えて宗教者が10チーム参加

2月16日の京都マラソンに併せて 「インターフェース駅伝-平和を願う祈りの駅伝-」が行われました。
平和と復興を願って「一つの世界を目指すマラソン」をスローガンに、世界の宗教者が国を超え、宗教を超えて40人が1チーム4人で10チームを作ってタスキをバトンしました。
日本仏教会、日本宗教連盟を中心に組織された「インターフェース日本実行委員会」が主催。京都市、日本宗教連盟、京都府宗教連盟ならびに在日ルクセンブルク大公国大使館が後援。日本からは鎌倉の円覚寺の管長さんはじめみなさん、完走されました。
【写真】2月16日の京都マラソンに出場した世界の宗教者たち(『佛教タイムス』2月20日号より)

 

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■2014年2月16日

恵光寺のたまきの結婚式

恵光寺の三女・たまきがこの2月16日に結婚をしました。相手は大阪の寺院の子息です。たまきは生まれてずうっとこの市原の恵光寺で育ち、みなさまにお世話になりました。ほんとうにありがとうございました。これからもまたよろしくお願いいたします。

【写真上】仏前結婚式で教戒を受ける新カップル
【写真右下】たまきと恵光寺住職
【写真右上】披露宴で各テーブルにローソクをつける新カップル
      (いずれも大阪のホテルで)

 

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■2014年2月22日

中村仁一先生の刺激的なお話

左京区民生児童委員では、民生児童委員・主任児童委員全員が一堂に会してする研修会を行いますが、今回は老人ホーム童話縁の診療所長・中村仁一先生のお話を聴きました。
お話の基調は、死は避けられないもの、あらがわないで病気と仲よくし、死を受容する姿勢を早くから作ることが、いい終末をぃきるコツ、ということ。刺激的なお話ですが、目からウロコのお話でもあります。
【写真】講演をされる中村仁一先生(2月22日 京都からすホテル)

 

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■2014年2月24日

恵光寺の石仏さまが京都新聞で紹介

京都新聞の「野仏に出会う」というコーナーがありますが、この2月24日の朝刊に恵光寺の石仏さまが紹介されました。お寺の本堂も静かな佇まいに写っています。
【写真】 (2月24日京都新聞朝刊に載った恵光寺の記事

 

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■2014年2月25日

恵光寺第年次役員会

年頭に一年の計画を決める第34回年次役員会が開 催され、恵光寺の事業会計について、過年度分についての承認と、新年度の計画事業・予算が決まりました。
【写真】役員会に参加のみなさん(2月25日 恵光寺庫裏)

 

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■2014年3月1日

焼津市で久保山愛吉さん墓前祭とビキニデー平和交流会

静岡県焼津市で行われた「久保山愛吉さん墓前祭」と「ビキニデー平和交流会」が行われた。今年は60年目という大きな節目。日本の原発再稼動の動きの中、2000人近くの人が参加
【写真】墓前祭に向かって更新する人たち(3月1日の共同通信社写真より)

 

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■2014年3月8日

東日本大震災津波3周年

東日本大震災津波3周年。この日は2時からの恵光寺写経と法話の会に続き、4時より「忘れないぞ東北Smile again 2015」のイベントを行いました。この時点で、大震災津波で亡くなられた方は15,884人、行方不明の方は2,636人。
まず本堂で追悼法要。津波で犠牲になった方々への追悼と、東北の、そしてフクシマ大惨事被災の方々に思いを寄せるべく脱原発の思いを込めて、住職が「追悼の疏」を読み上げました。
その後、追悼の鐘をつき、境内にローソクで「絆」の灯文字をみんなでつくり、復興祈願をいたしました。


【写真右】みんなで作った灯文字「絆」(その日の夜に写したもの)

【写真左】追悼法要で勤めた犠牲者のお位牌
【写真中】追悼法要に参加した人たち
【写真右】恵光寺境内にみんなで作った灯文字「絆」と参加者

 

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■2014年3月11日

東日本震災津波3周年

永観堂本山では3月11日に阿弥陀堂において「東日本震災津波3周年追悼法要」が行われ、私ども京都布教団もいっしょに参加しました。境内にある鐘楼に移動し、大地震発生の時刻2時46分にあわせて中西ご法主をはじめ、順に参加者全員が鐘を撞きました。

【写真左】中西法主を導師に永観堂での3.11追悼法要

【写真左】京都布教団の僧侶も随喜
【写真中】2時26分に中西法主が鳴鐘
【写真右】恵光寺住職も鐘を撞く

 

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■2014年3月13日

市原野のミニデイでお話

市原野社会福祉協議会は毎月第2木曜日に市原野会館で「健康すこやか学級(ミニデイ)」を開催しています。地元の高齢の方々がみんなと一堂に会して楽しい時間を過ごす、そんなイベントです。
小生はこのミニデイには毎月出席して、講話をしています。

【写真】ミニデイでお話する住職(市原野会館)

 

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■2014年3月16日

恵光寺の春彼岸施餓鬼法要

恵光寺の春彼岸の施餓鬼法会。今年は三女たまきの夫・智法君が出仕してくれ、幅のある法要ができました。ありがたいことです。

 

【写真】お施餓鬼法会の写真

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■2014年3月19日

芳子坊守の3周忌正当

この日は恵光寺の芳子坊守の3周忌正当日。身内でお参りをしました。これにあわせて所属していた女声合唱団「ラ・コール」のメンバーがお参りに来てくださいました。

 

【写真上】芳子が所属していた女声合唱団ラ・コール」のメンバーがお墓参り(3月15日)
【写真上右】合唱団の方といっしょに
【写真右】お世話になった法友から、命日に、と胡蝶蘭が届き、早速お供えしました

 

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■2014年3月19日

市原寮の春彼岸物故者法要

市原寮では毎年春、秋の両彼岸には市原寮で福祉サービスを利用した物故者の法要をしておられます。今回は小生が導師を勤めました。

 

【写真上右】市原寮ホールで行われた春彼岸物故者法要
【写真上】導師を勤める恵光寺住職
【写真右】参詣者のみなさんに講話をする恵光寺住職

 

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■2014年3月20日

市原野小学校卒業式

この間、お彼岸なのに天候不順の日が続きます。今年の市原野小学校卒業生は42名。在校生や先生、職員、家族、そして地域の人びとに支えられて、ここまで来て、そして羽ばたいていくんですね。松井校長先生は論語の「君子は諸を己に求め、小人は諸を人に求む (くんしはこれをおのれにもとめ、しょうじんはこれをひとにもとめる)」を引いて送る言葉とされました。
いい中学生活を、とねがうばかりです。
【写真】卒業生が順に入場して自席に着くところ(3月20日/市原野小学校体育館)

 

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■2014年3月25日〜

永観堂本山で「加行(けぎょう)」

浄土宗西山禅林寺派の僧侶になるための最初の修行が3月25日に始まりました。1日3回、水をかぶる行と祖師を讃える礼拝、勤行を続けます。こうしてずうっと伝えられてきたみ教えを相承していくのです。私も擁護衆として指導にかかわっています。4月4日まで続けられます。

【写真】 2枚とも作法の練習に精を出す加行生(いずれも永観堂本山にて)

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■2014年3月25日

左京区洛北地域8学区で福祉のまちづくり研修会

洛北地域8学区の社協や福祉施設、医療施設、機関で作る左京区社協の連携勉強会。
今回の講演は宇都宮宏子さん。彼女は高齢入院者の退院後の生活をいろんなネットワークを構築させながら、地域といっしょに見守る環境づくりに奔走する女性。
「高齢入院者が家に帰るという目標を医療とともに共有できる環境を作ると,患者さんはすごく生き生きとする。入院から在宅療養生活への円滑な移行を促したり,患者と家族の生活の質向上を図るなどの「退院調整」の重要性について講義。目からウロコの話でした。

【写真右】講演をする宇都宮宏子さん
【写真上】講演会の様子(いずれも市原野会館)

 

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■2014年3月29日

恵光寺 春のコンサート

高齢恵光寺春のコンサートは今回で第12回目。メインに萩谷清さんのアコースティックギター。風花さんとたまきが共演しました。いつものとおり「忘れないぞ東北 2015」のプロジェクトの事業。東北支援の現地商品販売あっせんコーナーも設置。恵光寺特製の「桜餅」も完売しました。約50人が参加下さいました。

【写真右】МCの谷口光男さん
【写真上】コンサート会場の様子。内陣をステージにして演奏するのは萩谷清さん

 

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■2014年3月29日〜30日

草津市の2ヶ寺で御忌

この滋賀県草津市の2ヶ寺は毎年、組寺8ヶ寺といっしょになって3月から4月のかけて順に「法然上人御忌」を勤められます。小生はその法要にお説教で出仕しました。ご詠歌あり、鉦講(かねこう)あり、子どもたちによる献灯作法があり、コーラスがあり、と、法要がとても立体的です。

【写真左】御忌正会 
【写真中】子どもによる法然上人さまへの献灯作法
【写真右】法要が始まるのを待つご詠歌講のみなさん (いずれも草津市西光寺さんで)

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■2014年4月4日

永観堂本山でお坊さんの登竜門である「加行(けぎょう)」が満行

11人の新しい宗派のお坊さんが誕生
先月の25日から始まった今年度の「加行(けぎょう)」はこの日に満行。加行とはお釈迦さまから相伝されてきた浄土念仏の教えを手間暇かけて頂戴する、宗派にとっても、本人にとってもとても重要な大儀式です。
毎日助け合って厳しい日課をこなした11人の仲間は生涯、固い絆で結ばれた法友、となることでしょう。

【写真】 晴れやかな気持ちで満行の記念写真におさまる加行僧。  
前列左から3番目が恵光寺住職(永観堂禅林寺の釈迦堂前)

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■2014年4月8日

お釈迦さまのお誕生日を祝う「花まつり」

天地(あめつち)のなかに 我あり ひとりあり
4月8日はお釈迦さまの誕生をお祝いする「花まつり」。花御堂に誕生仏を飾って甘茶をかけてお祝いします。誕生仏は、右手で天を指差し、左手で地を指さして「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」とおっしゃった、というお姿です。吉川英治さんはこの「天上天下唯我独尊」を「天地(あめつち)の中に我あり ひとりあり」と訳しました。「ナンバーワン」ではなく「オンリーワン」、つまり「かけがえのないひとりひとりがここにある」ということです。
【写真】 恵光寺でのお釈迦さま御堂

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■2014年4月8日

京都市立の小学校は入学式

市原野小学校は40人の入学児童
4月8日は京都市の小学校の入学式。わが町の市原野小学校でもこの日に入学式があり、小生も地元民として出席しました。今年は40人の新入生。開式にあたって上級生や保護者、先生方の拍手を受けながら式場に入ってくる新入生は、晴れがましさと緊張を全身で感じているのがよく解ります。この子どもたちをすこやかに成長してくれるように、われわれ大人はしっかり守っていかねばなりません。
【写真】 上級生にはさまれて先生のお話をきく新入生の子どもたち

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■2014年4月12日

写経と法話の会 4月例会

恵光寺の写経と法話の会は以下のような段取りです
毎月第2土曜日の午後2時に開始です。最初に『般若心経』を称え、静座を致します。その後写経です。写経が終われば小一時間、法話があります。だいたい3時半過ぎに終わり、その後お茶の時間です。現在の写経は『法句経』第47番、151番。短いお経なので書くのに15分ほどです。
【写真】 恵光寺の写経と法話の会。参加者の写経風景

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■2014年4月16日

市原寮の観音さまご縁日

「市原寮」 毎月第3水曜日は観音さま月次縁日法要
老人ホーム市原寮では毎月第3水曜日の午後、ホールにおいて観音さまご縁日のお勤めと法話があります。ホール中央には大きな祭壇があり、観音さまが祀ってあります。

【写真上右】 正面中央に観音さまをおまつりしてあるホールで法要
【写真上】 参加者に法話をする恵光寺住職

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■2014年4月17日

兵庫県三木市の法界寺を参拝

三木合戦の絵解きを拝聴
兵庫県三木市の法界寺は三木城主・別所公の菩提寺。戦国時代、信長に対抗した三木城主に対し、秀吉は三木城を完全包囲して1年10か月にわたる兵糧攻めを行いました。窮地に陥った城主別所長治は家臣たちの助命と引き換えに城主一族全員自害をしたのです。後世、その悲惨さから「三木の干殺し」と呼ばれた事件です。
毎年、別所長治公の命日である4月17日にはここ法界寺を会場に三木合戦の絵解きが行われます。
この日は別所公や家臣の末裔が集まって年忌法要も併せて勤められます。今回、小生もその絵解きを拝見、法要にも参加させて戴きました。

【写真右上】 兵庫県三木市這田の法界寺
【写真右下】 同境内にある三木城主・別所長治公の銅像
【写真左上】 法界寺境内にある三木城主別所家の廟所
【写真左下】 法界寺本堂で行われる三木合戦の絵解き
【写真左下右】 絵解きに聞き入る人びと

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■2014年4月19日

恵光寺の「市原虎の尾」満開

去年より2~3日早く満開です
恵光寺にある山桜「市原虎の尾」が満開になりました。この桜はわが市原に咲く山桜系の里桜で、今では日本中に分布しています。八重桜で白色の花弁が30~50枚、と、とてもボリュームがあります。

【写真上右】 恵光寺の南庭にある「市原虎の尾」
【写真上】 雪のかたまりのようなボリュームのある花弁

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■2014年4月19日

小幡享(すすむ)さんのパーカッション演奏

緊張の連続の音の世界
「細胞からの音に出会う瞬間(とき)」と銘打って夕やみ迫る東山は法然院で小幡享さんのパーカッション演奏を聞かせてもらいました。タイトルどおり、一つの小さな音が地の奥底から始まり、いつの間にか宇宙に遍満する音になっていたり、逆に、その宇宙に広がる大音が私の小さな細胞に潜り込んでいくような、そんな宇宙とこの小さな私を行き来するとても不思議な音の世界に遊ばせてもらいました。

【写真上右】 小幡享さんの演奏チラシ
【写真上】 会場となった法然院。夕刻でしっとりとした感じの境内

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■2014年4月20日

左京区の新洞学区社協20周年記念式典

閉校になった新洞小学校体育館で
左京区のいちばん南にある新洞学区。ここの社協が20周年を迎え、記念式典が行われました。同時に昨年閉校になった新洞小学校一周年のイベントも行われ、住民の方々の小学校に寄せる思い、地域のつながりに期待する思いを肌で感じることができました。いいイベントでした。

【写真上右】 閉校になった新洞小学校への思いを託してキャンドルサービス(新洞学区社協20周年式典で)
【写真上】 会場に集まった新洞学区の人びと

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■2014年4月22日〜25日

本山永観堂禅林寺の「御忌(ぎょき)」

法然上人の遺徳を讃える年一度の大法会
4月22日から25日までの4日間、本山永観堂禅林寺におきまして「御忌(ぎょき)」が勤まりました。「御忌」は法然上人の亡くなられた日に合わせて上人のお徳を偲んで行う法会(ほうえ)で、今年は第803回忌に当たります。初日22日の午前中には全国禅林婦人会の総会が行われ、大殿では仏讃歌の奉納が行われました。恵光寺から4名が参拝しました。

【写真上右】 御忌の大法要 永観堂幼稚園の園児による献灯献花
【写真上】 御忌に参詣した恵光寺の婦人部の人たち
(いずれも永観堂禅林寺の御影堂/4月22日撮影)

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■2014年4月25日

本山の御忌満座

小生は法事司長として出仕
4日間の御忌の最終日。小生は御忌中、法要を主宰する法事部に所属して出仕いたしました。
【写真】 御忌に出仕する恵光寺住職

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■2014年4月27日

京都の西京区で輪番御忌法要

晴天に恵まれ最高の法楽日和
洛西の浄土宗西山禅林寺派宗の組寺10ヶ寺でつくる「和順会」が毎年、輪番で法然上人の御忌を勤めておられます。今年は西京区の山田・西蓮寺さんでおこなわれ、小生、随喜・説教をさせて戴きました。新緑の美しい天候に恵まれ、組寺10ヶ寺のご寺院、役員さん、婦人会の方々が一堂に会し、お稚児さんも出仕して立派な法要となりました。

【写真上左】 法然上人御忌を勤める西蓮寺本堂の須弥壇
【写真上中】 法要で挨拶をされる岡本康裕西蓮寺後住職
【写真上右】 随喜されたご寺院方
【写真右】 法要に先立って法然上人について法話をする小生

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■2014年4月29日

高校の合唱部OB・OGの会

同窓会は明日のエネルギーになりますね
私は京都市北区の紫野高校に通っていて、クラブは合唱部に所属していました。なかなか伝統のあるクラブで、いまだ、60代・70代の人たちが毎年この4月29日に同じホテルに集まっては旧交を温め、合唱をし合います。久しぶりに出席しましたが、みなさん、とても元気でこちらがエネルギーをもらいました。
【写真】 50年近く前にいっしょに歌った仲間と

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