第71期(2024年9月~11月)の第3回目の最終回
恵光寺の写経会では「法句経(ほっくきょう)」を書いています。連続3回は同じお経です。
第71期の写すお経は「法句経 第36番」と「法句経 第201番」。
恵光寺写経は毎月第2土曜日午後2時から。
写経と法話は人生を考える絶好のチャンスです。どうぞお誘いあわせの上、お越し下さい。
■会場 恵光寺ホール
■冥加料 1000円
■どなたでも参加できます
■筆など道具はお寺にあります
■数珠はおもち下さい
「法句経」第36番
意微難見 随欲而行
慧常自護 能守即安
〈法句経 第36番 読み下し文〉
意は微にして見ること難し 欲に随いて行く
慧は常に自ら護り 能く守れば則ち安し
心はまこと見がたく まこと細微にして 思いのままにおもむくなり
心ある人は この心を護るべし よく守られし心は たのしみをぞ もたらす (友松圓諦師訳)
「法句経」第201番
勝則生怨 負則自鄙
去勝負心 無諍自安
〈法句経 第201番 読み下し文〉
勝たば すなわち怨みを生じ 負ければ すなわち鄙しむ
勝負の心を去りて 諍い無くんば 自ら安し
勝つ者 怨みを招かん 他に敗れたる者 苦しみて 臥す
されど 勝敗の二つを棄てて 心 寂静なる人は 起居ともに さいわいなり (友松圓諦師訳)