第74期(2025年6月~2025年9月〈8月はお盆でおやすみ〉)の 第1回目

恵光寺の写経会では「法句経(ほっくきょう)」を書いています。連続3回は同じお経です。
第74期の写すお経は「法句経 第233番」と「法句経354番」。
恵光寺写経は毎月第2土曜日午後2時から。
写経と法話は人生を考える絶好のチャンスです。どうぞお誘いあわせの上、お越し下さい。

■会場 恵光寺ホール
■冥加料 1000円 
■どなたでも参加できます 
■筆など道具はお寺にあります
■数珠はおもち下さい

 

「法句経」第233番

 常守護心 以護瞋恚 除心悪念 思惟念道

〈読み下し文〉
常に心を守護し 以て瞋恚を護り
心の悪念を除き 思惟して道を念(ねん)ぜよ

(意訳:友松圓諦師 訳)

意(こころ)の瞋りをまもり 意をつつしむべし
思うべからざるを 棄てて 思うべきことを 思うべし


 

 

「法句経」第354番

 衆施経施勝 衆味道味勝 衆楽法楽勝 愛尽勝衆苦

〈読み下し文〉
衆施(しゅせ)は経施(きょうせ)に勝(すぐ)れ 
衆味(しゅみ)は道味(どうみ)に勝(すぐ)れ
衆楽(しゅらく)は法楽(ほうらく)に勝(すぐ)れ 
愛が尽(つ)きれば衆苦(しゅく)に勝つ

(意訳:友松圓諦師 訳)

法を施すは すべての施(ほどこし)にまさる
法の味わいは すべての味わいにまさる
法の楽(たの)しみは すべての楽(たの)しみにまさる
愛欲の尽きたるは すべての苦しみに克(か)つなり