恵光寺 和尚の日記

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徒然記2017/9〜12  徒然記2018/1〜6 徒然記2018/7〜12

 

恵光寺の宗旨は浄土宗西山禅林寺派で、阿弥陀さまのお慈悲を感謝し、その喜びを社会奉仕につないでいく、そういう「生き方」をめざすお寺です。
現代の悩み多き時代にあって、人々とともに生きるお寺をめざして活動しています。

 

■2011年10月2日

愛知県江南市のお寺でお説教

お彼岸やお盆ではなく、開山忌、元祖講、永代経法要など、時季の違うときに定例法要を開くお寺はいくつもあります。今回よせていただいた愛知県江南市の天然寺さんもこの時季に決まって永代経を勤めておられます。お寺の行事をひとつでも多くすることは檀信徒さんとのつながりを深めます。

今回、小生、お説教で寄せていただき、住職さんや檀信徒の方々のお寺を大事にするお姿に心が豊かになりました。

【写真】 お説教をする恵光寺の和尚(愛知県江南市の天然寺さん)

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■2011年10月4日

仏教音楽の集い

法然上人800回大遠忌の記念事業のひとつとして浄土宗西山禅林寺派が行ったイベント。当日会場の京都コンサートホール大ホールには檀信徒、一般の方々1,400人が集まりました。

第1部は「雅楽・声明」という古式に乗った仏教音楽。出演は浄土宗西山禅林寺派法事部・同全国青年会。時空を超えたゆたかなステージで、この妙音、東日本の空にも届いているだろう、と思いました。
第2部は「仏讃歌」という、合唱による仏教音楽のステージ。禅林寺庭婦人会・禅林婦人会で構成された70余人によるとても美しい大合唱でした。指揮は菊地敏子さん。
第3部は800回大遠忌委嘱作品「合唱・僧の声・笙・篳篥・二十絃箏・打楽器と弦楽三重奏のための一枚起請文(いちまいきしょうもん)」のステージ。合唱とお坊さんの朗誦と、和洋両方の管弦を用いた、スケールの大きな楽曲が演奏されました。この作品は岸野未利加さんのもので今回が世界初演になりました。新しい時代に向かって念仏はあるのだ、という気概が感じられる大曲でした。

【写真】 第3部のステージの様子

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■2011年10月5日

市原野社協が花背社協と交流

市原野社協はミニデイ参加の方々とボランティアとが貸切の京都バスを利用して*限界集落に近い山村・花背に参りました。花背山村都市交流の森を会場の地元の方々と交流。地域の人たちが必死で自分たちの生活を維持している姿を拝見し、逆に力をいただきました。また、この地区は山、水、空がとてもきれいなところです。
花背社協の方々の案内で峰定寺を参拝することもできました。山腹から迫り出すように作られた清水寺と同じような舞台造りの本堂は、その静かな佇まいが不思議な安心感を与えます。日本最古の舞台造建築で、もちろん重要文化財です。また、高さが50メートルを超す「三本杉」が祀られている聖域にも寄せてもらいました。伝統と文化を大事にする花背の人々の気概に触れることができました。

*限界集落
住民の50%以上が65歳以上で、いろんな点で日常生活が不自由で、子どもが少ないなど町の維持が限界に近づいている集落のこと

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■2011年10月5日・17日

お花教室

恵光寺のお花教室。芳子坊守の友人である松田京子先生(御室流華務職/宝塚市在住)が月に2度恵光寺までお越しくださり、ご指導を始めてくださいました。お花をやってみよう、とおっしゃる方は恵光寺までご連絡ください。

【写真】 写真は松田先生が生けてくださった玄関のお花です。

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■2011年10月8日

恵光寺月例「写経と法話の会」

今回から連続3回で「法句経(ほっくきょう)」の第63番,第288番を写経。
第63番は「愚者自称愚 当知善黠慧 愚人自称智 是謂愚中甚」という短いお経です。
「自分のことを愚(おろ)か、と思う人は実は愚かではなく賢いのだ。逆に、愚かであるのに、自分のことを賢いと思う人こそ愚かな人である」と言っています。愚かであるのに、自分のことを賢いと思う人とはどんな人でしょうか。一つのことに集中できない、他人が気になる、地に足がつかない、という日々を送る人のことではないか、と自分を振り返りながら思う次第です。

どうぞ、みなさん、写経にお越しください。いつでも大歓迎です。

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■2011年10月9日

市原野の区民運動会

快晴の下、毎年の区民運動会が川島織物セルコン運動場で開催され、地域の老若男女が参加。地区対抗は、近年ブロックが増え、9つの地域が激突。運動会の花、地区対抗の総合リレー、なんて迫力がありますねぇ。高齢、車いすの方も競技に参加しました。

【写真右上】 車いすの方も競技に参加

【写真上】 恵光寺の和尚も社協ボランティアでおそろいの エプロンをかけて参加。主催者の中村誠吾実行委員長と

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■2011年10月13日

京都みすヾ会事務局会議

この7月に「京都みすヾ会」が発足しい記念講演会が矢崎先生らをお迎えして行われました。その後、その反省会と今後の事業について話し合う第1回目の事務局会が四条大宮の休務寺席で開催され出席しました。今後の事業は詳しくは決まりませんでしたが、いっぱいアイディアが出ました。実施計画立案はこれからですが、イベントをするときはご案内をいたしますのでどうぞご参加ください。

【写真】 会議の参加の方々(10月13日休務寺席)

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■2011年10月21日

知恩院で法然上人大法要

知恩院さんで法然上人800回大遠忌が厳修されましたが、その中で「浄宗会各本山流儀による法要」がありました。私ども浄土宗西山禅林寺派は10月21日午前の部で法要を務めました。 今回の永観堂からの出仕したお坊さんは80名にのぼり、永観堂で勤められている古式に則った形の立派な法要を法然上人さまにお届けすることができました。

「浄宗会」とは法然上人門下の各宗派及び宗内総大本山で作るの連合会で、今回の盛儀は浄土宗史上初めてのことだそうです。「浄宗会」は浄土宗知恩院と次の11山で構成されています。

 

•浄土宗大本山増上寺
•浄土宗大本山金戒光明寺
•浄土宗大本山知恩寺
•浄土宗大本山清浄華院
•浄土宗大本山善導寺
•浄土宗大本山光明寺
•浄土宗大本山善光寺大本願
•西山浄土宗総本山光明寺
•浄土宗西山禅林寺派総本山永観堂禅林寺
•浄土宗西山深草派総本山誓願寺
•時宗総本山清浄光寺(藤沢遊行寺)

 

【写真右上】 知恩院山内の集会所で法要を前に整列するわが宗派のお坊さん方
【写真右下】 知恩院御影堂での大法要
【写真上】 浄土宗の法然上人800回イメージキャラクター「なむちゃん」とともに。ちょうど出合わせた野中・専称寺の亀山和尚さんと一緒に撮影

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■2011年10月23日

市原野児童館「子どもまつり」

市原野児童館の恒例の秋の子どもまつり。歴史はそんなのあるわけではない児童館ですが、市原野の各種団体が、それこそ児童館協力会を組織して、毎年行っているうちに、今や、なくてはならない地域のイベントとなりました。やっぱり老若男女が一堂に会するのはとても大事なことです。

【写真】 にぎわう「子どもまつり」(10月23日 市原野児童館)

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■2011年10月23日

西田光衛師版画展

兵庫県高砂市の西田光衛師。法然上人二十五霊場の「高砂・十輪寺」のご住職で、版画布教で有名な方。この方の版画展が京都は寺町姉小路「ギャリエヤマシタ」であり、版画カレンダーのファンである姪たちを連れて寄せていただきました。拝見の後、西田上人ご夫婦と一緒に写真を撮りました。

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■2011年10月25日

法然上人の歌舞伎を見ました

今年の京都南座の「十月大歌舞伎」には法然上人800回大遠忌の記念狂言として新作「墨染念仏聖‐法然上人譚」が上演されました。法然上人を慕う熊谷次郎直実と式子内親王の二人が登場。二人のこころの悩みに対し、それぞれに念仏を唱えることで救われる、と静かに説く法然上人が気高く映ります。玉桂寺で発見された源智上人の阿弥陀仏像とそれをとりまく柱6本だけの舞台は斬新でした。

【写真】 「墨染念仏聖‐法然上人譚」が上演された京都南座

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■2011年10月27日

看護師・保健師さん養成学校でお話

今年も京都中央看護保健専門学校の地域福祉論講座でお話をさせていただきました。4年生の2クラス合同授業で80人の看護師さんたちに地域での福祉はどのように展開されているか、わが市原野の事例を示してお話ししました。 人と人とが共生する中で、福祉は目の前の人の心に寄り添うもの、福祉は人をそだて、家庭を再認識させ、住みよい街づくり、である、という思いを伝えたかったのですが、どうだったでしょうか。

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■2011年11月2日・16日

お花教室

恵光寺のお花教室。芳子坊守の友人である松田京子先生(御室流華務職/宝塚市在住)が月に2度恵光寺までお越しくださり、ご指導を始めてくださいました。お花をやってみよう、とおっしゃる方は恵光寺までご連絡ください。

【写真】 松田先生(右)のご指導でお花教室

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■2011年11月3日

恵光寺お月見こんさぁと

坂元昭二さんのギターをメインに、ピアノとベース(風花さんのデュオ)、ヴァイオリン(岸野たまきさん)のコンサート。20年ほど前、「北の国から」というテレビドラマが大ヒットしました。あのドラマで主題歌を歌っているのがさだまさしさん。そのギター伴奏をしていた人が坂元昭二さんです。

ポピュラーな曲やみんなの知っている歌もまじえて、秋の夜、本堂にやさしい音楽がしみじみと響きわたりました。中でも法然上人800回大遠忌で歌われたさだまさしさんの『いのちの理由』をみんなで合唱しました。震災があり、いろんなつらいことがありますが、「私が生まれてきたわけは愛しいあなたに出あうため」とうい歌詞に胸がいっぱいになりました。(『いのちの理由』については恵光寺ホームページの「恵光寺和尚の法話」第42をご覧ください)。

【写真】コンサートの様子。

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■2011年11月5日

原発依存社会―の警鐘

京都府仏教連合会(事務局:浄土真宗大谷派)の仏教講演会「原発依存社会への警鐘~3・11福島原発事故を考える」が東本願寺接待所ホールでありました。
講演は反原発活動を続けている長崎県立大学シーボルト校の藤田祐幸さん(物理学者)。藤田さんは原発には大事故の危険がいつもあること、核のゴミ(使用済み核燃料)の処理方法がないこと、そして原発で働く人々について、構造的に多くの下請け業者が被曝し、差別され、人間の尊厳を損なう構造を説明。今度の福島第1原発事故が「原発を容認し、その結果、末代に取り返しのつかないことをしてしまった私たちの罪」と位置づけられました。 私どもがそのことに気づかず、安逸な生活をしていることを猛省しなければならない、と思いました。

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■2011年11月6日

左京区で災害ボランティアセンター設置訓練

大地震を想定した京都市左京区の総合防災訓練が6日、同区の修学院小で行われました。その中で、左京区社会福祉協議会が中心となって災害ボランティアセンターを立ち上げる実践的な訓練を実施しました。大震災を想定して、ボランティア希望者と支援内容とを調整する実践的な内容で関係機関や住民、学生らが取り組みました。恵光寺住職も運営ボランティアスタッフとして参加。人々の絆の大切さ、たのもしさを学びました。

【写真上】 左京区の災害対策本部の緊急会議訓練の様子
【写真下】 恵光寺住職も災害ボランティアセンタースタッフとして参加(左京区修学院小学校)

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■2011年11月8日

左京区民生児童委員会大会

この日の講演(公演)は青野浩美さん。難病のため車椅子生活をする歌手の浩美さん。無呼吸発作が起こる病気にもなり、気管切開をしてスピーチカニューレ(人工の喉)を装填することになった。そんなことをして歌手として歌えるか、が問題となったけれど「カニューレで話せるなら歌うこともできるはず!」というチャレンジ精神。医者から歌を歌うなど前例がない、と言われても「前例がなければ作ればいい!」と克服していくその姿勢はすばらしい。
当日は福祉と医療、という立場でのコンサートになったのですが、シューベルトやモーツアルトの歌を美しく歌いながら、そんなお話をしてくださいました。
浩美さんは、カニューレや、チューブで食物を運ぶ経管栄養、酸素ボンベを使う呼吸管理などの「医療ケア」は医療行為として位置づけされていて、患者側からすれば専門の医師などがいないとできず、実態に合わない、として、その制度を改善する啓発活動にも取り組んでおられます。人権を大事にする歌手です。

【写真上】 カニューレ(人工の喉)を装填してシューベルトやモーツアルトの歌を歌う青野浩美さん

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■2011年11月9日

永観堂で西山上人の「降誕会(ごうたんえ)」

毎年この日に行われる浄土宗西山禅林寺派禅林寺派の祖・証空上人のお誕生をお祝いする法要。お説教は組寺の釋真行さん(上高野・宝幢寺ご住職)。ご自身のお生まれになったお寺が台風12号で倒壊したことを紹介され、被災と災害復旧、そしてそこで生じる人と人との交流、あり方について静かにお話しされました。
謹んで、お見舞い申し上げます。

【写真上】 降誕会に出仕した僧侶がた(永観堂大殿)
【写真下】 恵光寺から参拝した人々(永観堂大殿前廊下で)

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■2011年11月11日

左京区子育て支援ネットワーク会議

寺の和尚として地域の福祉問題にかかわらせていただくと、決まって思うのは人と人との絆づくりの大切さです。それは相手の心に寄り添う、という人としての基本的な生活姿勢によるものだと思います。それはそのままお寺活動につながります。
この日は「地域でできる子育て応援」というテーマで、参加者が子育てについて勉強をしました。講師の竹本久美子さん(足立病院マミーズスクウェアセンター長)は「今の時代、まわりに子育てのモデルがない」と指摘。子どもを機械的に育てることができてもそこにはどんな親になろうか、この子にどんな大人に育ってほしいか、などの「子育てのイメージ」が欠けている、と指摘されました。
子育ては単にその家のことだけではなく、私どもまわりの責任、まちづくりの一環である、という当たり前のことなのです。

【写真上】 「まわりに子育てのモデルがない」と指摘する竹本久美子さん
【写真下】 子育て支援ネットワーク会議の会場(いずれも左京総合庁舎)

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■2011年11月14日

恵光寺十夜(じゅうや)法要

お十夜とは「十日十夜報恩法要 (じゅうにちじゅうやほうおんほうよう)」の略で、もともと十日間、昼夜を通して行う報恩の念仏法要としてはじまりました。報恩の意味から、収穫の秋に勤めるようになっています。
今年のお十夜のお説教は大阪交野市の光林寺ご住職・堀本賢順師。テキストを配り、ホワイトボードを使っての講義で、西山上人が示された「念仏を称えればその日の心と行動が清らかになる」ということを力説されました。その通りですね。

【写真上】お十夜でお説教の光林寺ご住職・堀本賢順師
【写真下】お説教を聴聞する参拝の方々(いずれも11月14日、恵光寺本堂)

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■2011年11月15日

市原野で「左京こころのふれあいネットワーク地域学習会」

京都市では、市民が精神の病気・障害やこころの健康についての関心を高め、地域で生活する精神障害のある人への支援のできるネットワークづくりを進めています。
ここ市原野でも11月15日、市原野会館で静原、鞍馬の学区とともに地域学習会を開き、社協や生活支援員、関係者が出席。北山病院の柏先生が「高齢者のこころの健康」と題して高齢者のうつ病についてお話してくださいました。
その中で、そもそも「こころの健康」とはなにか、というお話がありました。ここではその部分だけ紹介いたします。
「こころの健康」についてWHO(世界保健機構)は「生き生きと自分らしく生きるために必要な心の在り方」と定義し、次の4点を示しています。
・自分の思いを気づいて表現できること
・状況に応じて適切に考え、現実的な問題解決ができること
・他人や社会とよい関係を築くことができること
・人生の目的や意義を見出し、主体的に人生を選択することができること
です。
自分をもういちど返りみたいものです。

【写真上】 講演をされる北山病院の柏先生
【写真下】 地域学習会に参加した人々(いずれも11月15日。市原野会館)

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■2011年11月22日

左京区社会福祉大会

毎秋の恒例事業である左京区社会福祉協議会主催の「左京区社会福祉大会」(会場:グランドプリンスホテル京都宝ヶ池)が行われ、式典、シンポジウムに地域支援者・福祉関係者約250人が参加しました。
シンポジウムでは、白河総合支援学校の生徒さんたちが地域の配食グループや保育所などと協働して実施している事業、左京南部ブロックの人たちが地元のお寺を会場に高齢者ネットワーク団体と協働して事業をしている様子などが紹介されました。
また、児童・高齢・障害各分野の担当者が防災時を切り口に今後の連携について話し合うトークセッションもあり、日頃からのおたがいのつながりの大切さを確認しました。

【写真上】 左京福祉大会でのシンポジウムの風景
【写真下】 シンポジウムのステージ。左の席にいるのが恵光寺住職。養正保育所園長の江木朋子先生とシンポジウムの進行をしています

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■2011年11月23日

野中・専称寺さんで映画の会

「さんが・いちはらの」で活躍の野中・専称寺さん、自坊で映画の会を開催されました。
上映されたのは「ゆずり葉」。2009年、全日本ろうあ連盟創立60周年を記念して創られた映画です。耳の聞こえない人々への差別、差別感情、教育、社会の制度の現状を、人と人とのつながり、絆、家族の愛をとおして描いたもので、最終には差別撤廃を訴える映画です。
専称寺の亀山正臣上人は念仏、写経、講話のつどいなど、真摯に、かつ地道に活動している和尚さんです。

【写真上】 挨拶をされる亀山正臣上人
【写真下】 映画鑑賞に参加した人たち。右から3番目が恵光寺住職(野中・専称寺さんにて)

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■2011年11月26日〜27日

金子みすヾを訪ねるこころの旅

恵光寺では、法然上人をたずねる旅など、毎秋にツアーを実施してきました。今年は金子みすヾさんを訪ねよう、と一泊二日の行程で行きました。
みすヾさんは宇宙の眼、仏さまの眼で、いのちの不思議をふかく観察し、今の日本人にとても大きな影響を与えている女流童謡詩人です。

 

 

 

 


行き先が遠方の山口県長門市ですので新幹線を利用。みすヾさんのふるさと・仙崎、みすヾ記念館、青海島を訪ねました。次の日は縁故のある萩のお寺を参拝。また明治維新の志士たちの気概にもふれました。

【写真上】 山口県長門市仙崎のみすヾ記念館。往時の書店を再現したもの
【写真中】 青海島の西圓寺さん前で。みすヾさんのこと、信仰の厚い地域のことなどを話してくださった西圓寺の徳弘上人(左から4人目)といっしょに記念撮影
【写真下】 萩市古萩町の寺町にある長寿寺さん。ご住職古谷文康上人(前列左から2人目)といっしょに

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■2011年11月28日〜30日

東日本震災地を訪問

【写真上】 岩手県陸前高田の被害地。家も商店街も道路もあったのがすべてなくなっている

恵光寺和尚は念願の被災地にやっと行くことができました。行ったグループは浄土宗西山禅林寺派禅林寺派京都布教団のメンバー5人。宮城県仙台市、岩手県大船渡市、陸前高田市、釜石市花巻市を3日にわたって訪問、高等学校、復旧にまい進する事業所、店舗、仮設住宅、目の前の檀家集落が完全になくなった寺院などを訪ねました。
人がいなくなり、家もなくなっていながら、それでも故郷を再生し、人間復興を目指す人々とあうことができました。一方、家族がバラバラになり、仕事もなくなり、孤独になってしまっている人のお話も聞かせてもらいました。
何とか「一人ぼっちじゃないよ」「人は支えられているんだ、と思って生きていこうよ」と自分に言い書かせて回った3日間でした。

 

【写真上】 陸前高田市の骨組みだけが残った体育館。供養壇が設けてあり、そこで読経、念仏一会
【写真中】 陸前高田の店が被害に遭い、一関市に仮店舗を設けて頑張っている醤油味噌製造の八木澤商店の皆さん。前列右端から2人目が八木澤商店の社長。中央が恵光寺住職
【写真下】 大船渡、陸前高田で発行されている「東海日報」社の取締役・編集局長の佐々木さんと面談(左端が佐々木さん)

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■2011年12月2日

市原野児童館保護者会で講演

子育て真っ最中のパパ、ママに市原野での子育てについてお話ししました。とくに、公共の福祉サービスの在り方と種類、利用のしかたを民生児童委員(主任児童委員)として紹介、地域にある子育て支援の機関、関係団体のことをお伝えしました。
今の時代、子育てはややもすると親が孤軍奮闘してストレスを持ちがちですが、世代を超えて近隣の人々やまわりの人が見守ってくれている、と大きな気持ちで受け取っていけば肩ひじ張らなくっても子どもは育ちますよ、という思いなどをお話ししました。

 

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■2011年12月4日

第12回バザールいちはらの

12月4日、「第12回バザールいちはらの」が川島織物セルコンを会場に盛大に開催されました。1990年から隔年に行っている市原野の大バザール。もともとごみ問題を私たちの生活文化として位置づけよう、とはじまったもの。生活で出るごみは「4R (よんアール運動)」で減量しよう、という考え方で臨んできました。
「4R (よんアール運動)」は
① リサイクル = 再資源化する
② リユース = 再利用する
③ リデュース = 減らす
④ リフューズ = いらないものは買わない、断るです。

当日は川島織物セルコン前庭、厚生棟、それに児童館を会場に行われ、食品、花、野菜、手作りものなどのブースが並び、またリサイクルのため蛍光管や電池を集めるテントも立ちました。環境局のごみ問題啓発テント、九条の会の東日本復興支援テント、食べ物、コーヒーコーナー、家庭不用品バザールも大賑わい、そしてステージも作られ地元の方々のパフォーマンスも楽しさを増しました。2,000人ほどの人が集まりました。

【写真右上】 会場となった川島織物セルコン
【写真上】 野菜の販売をする市原野社協のブース
【写真下】 静市九条の会が被災地に送るために集めた寄せ書き

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■2011年12月4日

神戸みすヾ会設立記念講演会に参加(神戸阿弥陀寺)

神戸のお坊さん方を中心に神戸みすヾ会が発足し、この日、神戸市兵庫区の阿弥陀寺さんを会場に発足記念講演会がありました。最初に阪神大震災17回忌と東日本大震災犠牲の方々の法要が行われ、ついで神戸市役所センター合唱団によるみすヾさんの詩による歌が披露されました。その後、みすヾさんの発掘者・矢崎節夫先生の講演、みすヾさんの娘さんである上村ふさえさんとのトークがありました。いつの間にか、みすヾさんの世界にみんな引き込まれ、大成功のうちに発足記念講演会は終了しました。 今後、神戸のみすヾ会がみすヾさんの世界といのちのつながりの尊さ、大切さを世に広げていってくださることを祈っています。

 

【写真右上】 みすヾさんのふるさと・長門市仙崎にある金子みすヾ記念館にあるみすヾさんパネル
【写真下】12月4日、阿弥陀寺さんで行われた「神戸みすヾ会」発足記念講演会の会場風景

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■2011年12月10日

皆既月食を撮影しました

満月が地球の影にすっぽりと隠れる皆既月食が見られました。日本全国で皆既月食を最初から最後まで観測できるのは平成10年ぶりだそうです。私も夜中にデジカメで月食進行中のお月さまりを撮りました。赤褐色のお月さんを見ていると光は生きている、という感じがしましたね。

 

【写真】恵光寺の和尚が撮った月食(10日夜11時15分ころ)

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■2011年12月11日

20年間のたたかいを祝うつどい

いまから20年前の1991年5月、京都市は突然、北部清掃工場を市原野の向山に建てる、ということ発表しました。地元はこれに対し、反対・賛成ではなく、今なぜ完全焼却工場か、どうすればごみの減量が優先ではないか、など、ごみを生活文化として位置づけることにし、市原野自治連合会の中にごみ対策特別委員会を設置、また市民たちはごみ行政の是非を問う「市原野ごみ裁判をすすめる会」を立ち上げ勉強、活動を始めました。
1997年1月の建設強行のあと、工場はできましたが、当初のごみ焼却量の規模を少なくすることができましたし、地元と京都市との協定書は環境、健康面でも厳しい内容になりました。公害対策でも全国最新鋭の焼却炉が設置されました。
ところが、工場を建てた川崎重工が談合をしていたことが裁判をすすめる会の人たちの調査で判明、京都市に24億円のお金が戻ってきました。しかし、京都市は裁判で活躍した弁護士弁償を190万円という低位な金額にしたため、再び地元は住民訴訟をおこし、この9月8日、最高裁は弁護士費用として5,000万円の支払いを京都市に命じました。
今回、ごみ清掃工場にかかわる裁判はすべて終結したことを受け、今般、その成果を確認する「20年間のたたかいを祝うつどい」が行われました。小生も地元の街づくりに寄与してくださった市原野の人々に、そして弁護士さん方にもお礼のエールを送らせてもらいました。

 

【写真】街づくりに成果を上げていただいたことに対しお礼のエールを送る恵光寺の和尚
(12月11日/グランドホテル京都)

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■2011年12月11日

玄武の会の文化講演会

玄武の会(信楽香仁鞍馬寺管主会長)は自然、文化のゆたかな京都洛北の地をベースに、文化・芸術・学術にかんする研究、広報、啓発活動を通じてよりよい人と人との輪を作ろう、とする会です。
毎秋には文化講演会が行われていますが、今年は市原野の歴史と文化について小生がお話をしました。
平安時代には鞍馬・大原への通過地として市原はあったこと、江戸時代になって向山ふもとに藤原惺窩が寓居を設けたり、文人、僧侶が移り住んだこと、京都所司代板倉重矩の灌漑用水路建設により市原中央部の米の収穫が上がったこと、など、またお盆には「い」の字の送り火があったことなどをお話ししました。

 

【写真】玄武の会の文化講演会でお話をする恵光寺和尚(12月11日/市原野会館)

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■2011年12月16日

京都布教団例会「傾聴について」

永観堂本山の京都布教団はお寺の和尚さんや奥さんが檀信徒の方々の悩みを聞く練習をしています。名づけて「傾聴を学ぶ」講座。僧籍があってお医者さん、大学の先生という奈倉道隆先生を講師に、今回もみんなでスキルアップを狙って勉強をしました。「傾聴」はその人の心に寄り添う、という仏教者としての基本的心構えに尽きる、と改めて思いました。

【写真】布教団例会で「傾聴」のロールプレイ(12月16日/永観堂図書館にて)

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■2011年12月18日

恵光寺お身拭(みぬぐ)い式

私が溜めたホコリを阿弥陀さまが代わりになって自らのお身体に溜めてくださった、と戴き、年末にほとけさまのお体を拭(ぬぐ)い、迎春の準備をする行事です。

最初、阿弥陀さまに載ったホコリをお参りをして取り除く「お身拭い式」を行い、その後はみんな重装備(?)で本堂の中をすみずみまで掃除しました。

【写真右上】位牌掃除をする婦人部の方々
【写真下】お身拭い式が終わったおぜんざいタイム

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■2011年12月20日・24日・27日

NHKカルチャーセンター

NHKカルチャーセンターの西宮や京橋の教室の方々が講話聴聞に順々に来寺。3日にわたって年末講話と題していのちの在り方についてお話をしました。

 

【写真】年末講話に集まった大阪梅田教室の方々(恵光寺本堂)

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■2011年12月31日

恵光寺除夜の鐘

除夜の鐘は108撞きます。108は人間が持つ基本的な迷いの数、とされています。とくにこの2011年は大変な年でした。「願わくば、この鐘の音よ!世界の枠を超えて一切の生きとし生きるものに届け!そしてみんな心の平安を得られるように!」「この一年への辛い思いを新しい一年へのステップとしよう!」という思いで除夜の鐘を撞かせていただきました。

ことしもボランティアの方々が甘酒の接待をしてくださいました。

【写真右】 恵光寺の除夜の鐘つきの風景
【写真上】 テントの中ではボランティアの方々が甘酒の接待

 

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